台北の”食べるサウナ”麻油鶏で汗が止まらない|サウナ旅で回った台湾めし8軒

もい。

台北三温暖旅2025の、【台湾サウナめし編】です。
前の【総集編】では、動線・ホテル・費用(総額¥120,187)まで、まっすぐ、まとめさせていただきました。
こちらは、その旅の、うれしい、もうひとつの主役、8軒の台湾めしを、時系列でたどりなおす、いわば副題「サウナ以外編」です。
けれど、Greippi的には、そもそも、旨いめしは、ぜんぶ、サウナめし。
というわけで、今日も、しっかり、食べる方の湯気の話で、いきます。


初日の夜、莊家班麻油雞で、”食べるサウナ”事件。(hikiが、止まらない)

1日目、亞太三温暖を、じゅうぶんに、汗ぐっしょり、堪能したあと。
夕方の、まだ、うっすら明るい街に、繰り出して、まっすぐ、狙って向かったのが、この1軒。

『莊家班麻油雞 -錦州店(Chuang Chia-Pan Sesame Chicken)』

じつは、僕、今回、麻油鶏(マーヨージー)自体が、初挑戦でした。
麻油総合と、麻油麺線を、うれしくセットで、注文。
運ばれてきた、大きな器の中身は、ほぼ、モツ、モツ、モツ。
黒っぽく、こってりしたスープに、大量のモツが、たっぷり、沈んでいます。
一口、そっと、スープを口に運ぶと、しっかり、コクがあって、麻油(黒ごま油)の、香ばしい、甘い香りが、鼻の奥まで、じん、と、届きます。
モツを、しっかり、噛みしめつつ、細くて、うっすら、柔らかい麵線を、ずるずる、すする。
これが、うまい。
うまいのですが、量が、けっこう、しっかりあって、食べきるのが、ちょっと、大変。
そして、途中から、身体に、明らかに、異変が起きます。
ひたいから、こめかみ、そして、うなじから、だら、だら、と、湧き出た汗が、流れ出す。
フィンランド語で、汗は、hiki(ヒキ)。
まさに、これが、hikiが、止まらない、状態。
「え、これ、ちょっと、まだ、サウナ入ってる、みたいなんですけど。」
と、店内で、うっすら、うろたえます。
食べ終わっても、hikiは、しばらく、まっすぐ、続きます。
「これは、水風呂案件、だ。」と、素直に、うなずきました。
そして、痛恨のミスに、気づきます。
このお店、ビールを、置いていない。
(正直、来る前に、コンビニで、缶ビールを、1本だけ、忍ばせてきておくべきでした。)
あとで調べたら、この麻油鶏、台湾では、冬の、定番、身体を温める料理、なんですね。
真夏の、8月末に、汗まみれで初挑戦した、日本人サウナー、たぶん、店員さん的にも、うっすら、面白かったに違いありません。


台湾の朝ごはんを、2軒で、まわす、2日目の朝。

2日目の朝、まず向かったのは、この1軒。

『合江豆漿店』

朝、しっかり、早めに、コートヤードから、ぽつぽつ歩いて、こちらへ。
台湾の朝ごはんの、いちばん王道、鹹豆漿(シェンドウジャン/塩気のあるおぼろ豆乳)と、蛋餅(ダンビン/台湾風クレープ)を、注文。
店内では、日本語は、通じませんでしたが、英語なら、じゅうぶんに、いけました。
(日本語版のメニューも、ちゃんと、用意されていたので、なんとかなります。)
鹹豆漿、じつは僕、以前は、豆乳がちょっと苦手だったのですが、鹹豆漿に出会ってからは、ぜんぜん、友好的なお付き合い。
うっすら、酢と、干しエビと、ザーサイの、あの、素直な塩気が、朝の胃に、じん、と、まっすぐ、届いてきます。
すっかり好物になって、いまでは、家でも、似たようなものを、じっくり、作ったりしています。
蛋餅は、「5分、待ってね」と、店員さん。
オーブンで焼いているのかな?と、ちらり、想像しつつ、しばし。
やってきたのは、パリッと、しっかり焼き系。
さくさくの食感が、朝から、うれしい。
それほど混雑もなく、しずかに、うれしい、最高の1日の、始まりの1皿でした。

そのあと、少し、街を歩いて、買い物を済ませて。
バスを乗り換えるついでで、うっすら空腹に、気がついたので、朝食2軒目、寄りました。

『華陰街無名麵店』

店の名前どおり、看板もそっけない、ローカル度、しっかり高めの1軒。
麻醤麺(マージャン麵)と、燙青菜(トウチンツァイ/茹で青菜)を、注文。
麻醤麺は、下から、よーくかき混ぜていただく、汁なしに近いタイプ。
あっさり系の、控えめな味付けで、これぞ、素直な、台湾の朝の1杯、という感じ。
燙青菜は、なんの葉っぱか、正直、僕には、わからないのだけれど、しっかり油と塩で下味がついていて、いつも通りの、じゅうぶんな、うれしい正解。
小さめの椀で、量も、ちょうどよく、朝食2軒目としても、まったく、重くない、うれしい店でした。


湯包洪の、”部屋で、冷めた、小籠包”事件。

『湯包洪』

お持ち帰り専門の、小籠湯包の、看板店。
注文すると、蒸したてを、しっかり、包んで、渡してくれます。
初めての訪問だったので、迷わず、原味(オリジナル)を1セット。
醤油や、生姜、酢などは、セルフで、好きなだけ、パックに、持ち帰ります。
今回、僕は、頭の中で、こう、想像していました。
「ホテルの部屋で、台湾ビール、ぷしゅっ、と、開けて、それに合わせて、蒸したての小籠包を、ぱくり。」
これは、うれしい、贅沢な絵、ではあります。
そして、実際、じゅうぶんに、うまかった、のです。
けれど。
やっぱり、小籠湯包というのは、舌を、うっすら、やけどするくらいの勢いで、あの、パンパンに張った皮の、熱いスープごと、まっすぐ、口の中に、放り込みたい料理。
急いで、部屋に、戻ったつもり、だったのですが、その、”舌をやけどする熱さ”には、やっぱりちょっと、間に合いませんでした。
結論としては、こうです。
「湯包洪の、小籠湯包は、買ったら、迷わず、隣の公園で、その場で、あちち、と、いいながら、食べるのが、いちばんの正解。」
次回、ぜひ、リベンジさせてください。


北投市場、閉店間際の、”あるもの盛り合わせ”、華媽媽古早味。

『華媽媽古早味』

北投の市場の中にある、地元の、小さな食堂。
となりの店は、なぜか、すごい行列だったのですが、こちらは、ぽつん、と、しずかに、空いていました。
「じゃあ、こちらで、いいや。」と、素直に、腰を下ろします。
看板の、鶏肉飯(ジーロウファン)を、お願いしたところ、「あぁ、それ、もう、売り切れちゃった、ごめんね。」と、優しく、笑顔で、返されました。
どうやら、僕が着いた時刻には、もう、閉店間際、だったようです。
「じゃあ、いま、あるものだけで、いいので、適当に、盛り合わせで、お願いします。」
と、身振り交じりで、お願いすると、器に、いろんなおかずを、ちょんちょん、と、しずかに、盛って、出してくださいました。
これが、結果的には、すごく、うれしい選択でした。
チャーシューやら、野菜炒めやら、なんかの煮物やら。
ひと皿で、いろんな味を、じゅうぶんに、楽しめる。
やさしい、素直な、街の家庭料理の味。
そして、お店のご夫婦の、あの、素直で、あたたかい応対が、正直、この日の、いちばんの、ごちそうでした。


街の揚げ物、甘い紅茶、そして、ドリンクスタンドの、jonoの、不思議。

北投の街を、しずかに、彷徨いながら、うれしい”寄り道めし”を、3軒、しっかり、拾ってきました。

『北投炸蛋蔥油餅』

新北投の駅、すぐそば。
夕食のお店を、あれこれ、探したのですが、ピンとくる1軒に、なぜか、出会えず。
「じゃあ、これ、お持ち帰りで、部屋で、ビールと、いこう。」と、まっすぐ、決めて、揚げたてを、1枚、包んでもらいました。
台湾のごはんとしては、しっかり、強めの味付け、なのですが、そこに、うっすら、甘さも、ちゃんとひそんでいて、サクッとした揚げ生地との、絶妙な、うれしい主張。
中の卵の、うれしいアクセントも、じゅうぶんに、いい仕事をしていました。
これは、まちがいなく、台湾ビールに、ぴったりの、うれしい1皿。
北投炸蛋蔥油餅、ぜひ、覚えておいてください。

『北投高記茶荘 総店』

北投の街を、うろうろ、彷徨っている途中で、たまたま、見つけた、うれしいドリンクスタンド。
店の前は、しずかに、しっかりの、jono(ヨノ=行列)。
僕、普段、旅先で、行列に並ぶ、というのは、ほとんど、しないタイプ、なのですが、あまりに、この日、喉が渇いていたので、素直に、jonoの、うしろに、ちょこん、と、加わってみました。
意外と、回転が早くて、5〜10分ほどで、順番、到来。
選んだのは、葡萄柚綠茶(プータオヨウリューチャー/グレープフルーツと緑茶)、少糖・少冰で。
うっすら、緑茶の、静かな渋みに、グレープフルーツの、しずかな酸味と、うっすらとした甘さが、ふう、と、まっすぐ、乗っかってくる、初めての組み合わせ。
「あ、これは、うっすら、さわやか。」と、うなずきました。
街の暑さの、うれしい特効薬でした。

『明泉 – 北投本土味紅茶』

そして、翌朝、水美溫泉會館からホテルに戻る途中。
前日、通りかかった際は、なかなかの、大行列で、まったく近づけなかった、ドリンクスタンドの前を、通ります。
なんと、この日は、誰も、jonoに、並んでいない。
「あれ? 昨日、あんなに、伸びていたのに?」
ふう、と、笑って、立ち寄ってみることに。
檸檬紅茶(レモンティー)を、1杯。
今回は、なぜか、店員さんに、「お砂糖どうしますか? 氷どうしますか?」の質問は、なし。
「あ、これは、標準仕様が、しっかり、うれしいってことね。」と、うなずいて、受け取ります。
味は、普通に、うれしい、檸檬紅茶。
台湾のドリンクスタンドは、街のそこら中にあるのに、それでも、大体、しっかり、jonoが、伸びているという、この、不思議。
台湾人の、あのドリンク熱、正直、ちょっと、憧れます。


3日間で、8軒、¥5,863。台湾めしの、素直に、うれしい強さ。

今回、3日間の滞在で、うれしく、しっかり回れた、台湾めしは、合計、8軒。
食費の、全体は、コンビニ買い物も含めて、たったの¥5,863(詳細は【総集編】の費用表でどーぞ)。
朝食2軒、昼のお持ち帰り、夕食のお持ち帰り、ドリンク、市場食堂、まで、ぜんぶ、ぜんぶ、しっかり、まかなえて、この価格。
これが、台湾サウナめしの、正直に、うれしい、強さです。
そして、今回、いちばん、印象に、まっすぐ、残ったのは、なんといっても、初日の、莊家班麻油雞の、”食べるサウナ”事件でした。
食べているだけで、hikiが止まらなくなる料理、というのは、日本の、しっかり辛い担々麺や、真夏のカレーくらいしか、思い当たらなかったのですが、この麻油鶏は、辛さでも、暑さでもなく、”深いコク”だけで、しずかに、身体を、じん、と、まっすぐ、あたためてくる、というのが、独特でした。
また、冬の台湾に、来る機会があれば、そのときは、しっかり、ビールを1本、鞄に忍ばせて、この麻油鶏に、再挑戦、したいと思っています。

それと、北投で宿泊したホテル、「ザ・ガイアホテル台北」の朝食が、特筆すべき充実ぶりで、とても美味しく、大満足だったことも、しれっと、書き加えておきます。


今回の台北三温暖旅2の食レポの様子はYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。


台北の”食べるサウナ”を、自宅の夜にも。

今回、いちばん、頭に、じん、と残った、莊家班麻油雞の、あの、食べているだけで、身体の内側から、じん、じん、と、まっすぐ汗が湧いてくる、うれしい体験。
台湾では、冬の定番、身体を、しずかに、あたためる料理、なのだそうです。
帰国してから、麻油鶏の素を、まとめてお取り寄せ。
“食べるサウナ”の、あの、じん、と、まっすぐ湧いてくる、うれしい湯気が、家の冬の食卓にも、しずかに、戻ってきます。


赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
(今回の台北編も、行きも帰りも、しっかり、赤い翼で。)

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