フィンエアープラスって?

もい。

サウナの国フィンランドのフラッグキャリア

フィンエアー

フィンランドらしい控えめな優しさのおもてなしと

北欧らしい洗練されたおしゃれな機内で人気のエアライン。

ヘルシンキは日本から一番近いヨーロッパとして知られており

他のヨーロッパ各都市への乗り換えの効率も良いので

利用されている方も多いかと思います。

そのフィンエアーのマイレージプラグラムが『フィンエアープラス』。

日本在住者でフィンエアープラスに入会してるよって方はそんなにいないとは思いますが

ちょっと裏ワザ的使い方もできるので少し紹介してみたいと思います。

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フィンエアープラスとは

日本航空の「JALマイレージバンク」

全日空の「ANAマイレージクラブ」にあたるもの

それが『フィンエアープラス』です。

入会は無料。もちろん年会費などもかかりません。

入会することによりフィンエアーポイントをためることができるようになります。

JALやANAの「マイル」にあたる言葉をフィンエアーでは「ポイント」と表現しています。

他にもいくつか特典はありますが詳しくは公式ページで

フィンエアープラスへようこそ

フィンエアープラスのデメリット

しかし頻繁にフィンエアーを利用するような一部の方を除けば

日本国内でフィンエアープラスポイントをためているって方はあまりいないかもしれません。

その理由としては

  • JALやANAのように普段の買い物等でためることができない
  • 利用者の多いMarriott Bonvoyポイントのマイル交換の提携先に入っていない

などですかね。

唯一?AMEXのポイントプログラム・アメックスポイントは1:1で交換することができますが

それ以外は実際にフィンランド航空に乗らないかぎりフィンエアープラスポイントをためることができません。

フィンエアーと同じワンワールドアライアンスメンバーであるJALでのフライトでも獲得することはできますが効率は低め…

日本国内でポイントをためる手段はほとんどありません。

じゃあわざわざフィンエアープラスに入会する必要はないんじゃ…

と思うのも無理はないでしょう。

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フィンエアープラスのメリット

しかしいくつかメリットも

  • JALやANAと違いポイントの有効期限が実質無期限
  • ポイントを購入することができる
  • 比較的特典航空券に交換しやすい

有効期限

有効期限については最後にポイントの変動があってから3年間となっています。

利用・獲得・購入などがあればまたそこから3年間なので実質的に無期限といえるでしょう。

取得から3年間で強制失効してしまう日系のエアラインと違い利用を焦る必要はありません。

ポイント購入

このポイントを購入できるというのがフィンエアープラス最大のメリットだと思っています。

これをうまく活用することによって格安でヘルシンキおよびその先のヨーロッパへ行くことができるようになります。

まずはフィンエアーポイントの購入条件。

  • 1年間で最大200,000ポイントまで
  • 最低1,000ポイントから1,000ポイント単位

通常の購入価格は1000ポイント = €12.88 ¥1,803(1ユーロ140円換算)。

ポイントの有効期限が近づいてきても1,000ポイント分購入すればまた3年間延長することができます。

このポイントは購入分も含めてフィンエアーの特典航空券にいつでも交換することができます。

ヘルシンキへの特典航空券交換に必要なポイント数は

エコノミーで往復90,000ポイント。

ビジネスクラスだと180,000ポイントですね。

仮にそれぞれに必要な分のポイントを購入すると

エコノミーが 90,000pt = €1,158.75 ¥162,225

ビジネスだと 180,000pt = €2,060¥288,400

通常購入だと少なくとも60万円はするビジネスクラスに30万円程度で乗れてしまいます。

しかもフィンエアープラスでは欧州内どこへ行っても同じポイント数なので

ヘルシンキ乗り換えでヨーロッパ各都市へも同じポイントで行くことができちゃいます。

つまりロンドンでもパリでもバルセロナでもフィンエアーが就航している都市ならお好きなところどこへ飛んでも同じポイント数。

もちろん欧州内のフライトもビジネスクラスです。(設定があれば)

さらに年に1.2回行われるポイントセールの期間中であればさらにお得にポイント購入ができます。

過去の例では購入ポイント数に応じて40%~100%ボーナスが付いてきました。

たとえば上限MAXの200,000ポイントを購入すると200,000ポイントのボーナスポイントをもらえました。

つまり実質50%off

約15万円ほどでビジネスクラスでヨーロッパ往復できちゃう計算になります。

最高じゃないですか?

(ポイント価格等は2023.01.06.時点)

特典航空券への交換

JALやANAだとがんばってマイルをためていざ特典航空券に交換しようと思っても全然空席がない

みたいなことがよくあります。

JALの場合、必要マイル数が予約状況に応じて増減する変動マイル制となっていますが

最低のマイル数で特典航空券を取れることはほとんどないんじゃ?

といった状況。

しかし、日本国内のフィンエアープラスへの入会者の絶対数が少ないせいか

フィンエアーの特典航空券は比較的取りやすくなっています。

成田便に加え待望だった羽田発着便も開始。

さらに3月からは関空便も再開される予定。

将来、コロナ前のように札幌・中部・福岡へも運行再開となれば

かなりの便数増加となり特典航空券用の席数も増えるはず。

この良い状況がしばらく続くことが予想されます。

注意点とリスク

フィンエアープラスポイントを利用したお得な航空券の購入方法を紹介してきましたが

いくつか注意点も

  • 希望の日程で予約できるかはやっぱり運次第
  • 為替相場の変動
  • チャンスは年に数回分だけ
  • ポイント制度の変容リスク

特典航空券は席数にかぎりがある(1便に数席)ので

比較的取りやすいとはいえ必ずしも希望の日程で予約が取れるというわけではありません

連休の期間はやっぱりそれなりの争奪戦になるでしょう。

次にポイント購入はユーロ決済なので為替相場の影響も受けます。

円安になればなるほどお得感は薄れてしまいます。

また前述したように年間の最大購入ポイントは200,000ポイントまでです。

ポイント購入後すぐに使う場合はエコノミーで2往復、ビジネスで1往復分です。

よってこの裏ワザが使えるのは年に数回分だけです。

ポイントセール時のボーナス分は別枠ですが

長くポイントを保有することにはそれなりのリスクが伴います。

円やドル・ユーロのような法定通貨とは違い

フィンエアープラスポイントはあくまでも一企業の発行するポイントなので

制度の改悪や最悪の場合無価値になるということもなくはないでしょう。

まあ何か制度変更があるにせよ最低でも数ヶ月の猶予はあると思うので大丈夫だとは思いますが

一応そういったリスクがあるということは認識しておくべきでしょう。

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まとめ

フィンエアープラスのメリット・デメリットそれにお得な活用法を解説してきました。

普段の生活でコツコツためるのではなくポイントを直接購入して特典航空券に変えるという方法でしたね。

通常、ビジネスクラスでヨーロッパに15万円ほどで行けるというのはありえません。

少し手間はかかりますが、難しいことは何もないのでうまく活用していきましょう。

フィンエアーの羽田便ではビジネスクラスのシートもリニューアルされました。

最新の機材で快適な空の旅を楽しむことができます。

もちろんアメニティーはマリメッコ

ロシア迂回のために長くなってしまった搭乗時間もきっと苦にならないはず。

さらに現在は燃料サーチャージもかからないようです。

追加費用は税金と空港使用料の数千円だけ。

まさに今がチャンスです。

ぜひフィンエアープラスに入会してお得にフィンエアーでの空の旅を楽しみましょう。

フィンエアープラスの詳細と入会はコチラから。

フィンエアープラスへようこそ

なおポイントセールは毎年12月と夏前くらいに開催されることが多いです。

また何か情報があればこのBlogでもお伝えしたいと思います。

私も秋のフランス行きの特典航空券を予約しました。

詳しくはコチラをご覧ください。

ではまた。もいもい。

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