『川湯温泉養生餐廳』

もい。

2023年5月、台北サウナ巡り、2日目の朝。
ひきつづき、行義路温泉エリア。

皇池温泉御膳館の朝風呂をあがって、まだ朝のうち。
せっかく山の上まで上がってきたんだから、もうちょっと、はしごしておきたい。
で、皇池の本当に、すぐお隣。

『川湯温泉養生餐廳(かわゆおんせんようせいさんちょう)』

看板に、緑のひと文字で「川」、その下に「湯」。
赤い提灯には、「川湯」「かわゆ」。
台北・北投の山の中に、ぽっかり、和の温泉。


サ旅費

🚗 皇池温泉御膳館のすぐお隣(徒歩でハシゴ可)
♨️ 入浴料 250元(先払い・約1,200円)
🛁 男女別/裸入浴/日式温泉
🍚 食事? 看板には「養生餐廳」とあるけれど、食事があるかどうかは結局よくわからず

※ 料金は訪問時(2023年5月)のものです。最新情報は施設へご確認ください。

サ旅メシは、今回もお預け。

「養生餐廳」って名前なのに。
看板にも「餐廳」って書いてあるのに。
食事の場所が、ぜんぜんわからなかった。
あったのかも、しれない。なかったのかも、しれない。
あの謎は、たぶん、つぎ来たときも、解けない気がする。
朝風呂だけ、はしご分。
皇池→川湯、温泉ふた湯のはしごで、お腹だけが空いていく。


サウナ

裸で、奥へ。

露天風呂の建物が、和風の木造。
「露天風呂」と書かれた、提灯型の電球看板。
雨樋まで、ちゃんと和の意匠。
壁の青地パネルには、「温泉使用須知」。
「本溫泉係純天然青磺溫泉」と、白い字。
天然の、青磺(せいこう)温泉。
慢性関節炎、筋肉痛、慢性皮膚炎にいいらしい。
浸かるのは15分以内、妊婦さんと高血圧と心臓病の人はNG。
本気の、温泉。

Good point 👍

  • お隣ハシゴ 皇池温泉御膳館のすぐ隣 徒歩でふらっと、移動できる距離 行義路温泉エリアそのものが、温泉街として歩ける 同じ青磺温泉でも、雰囲気はぜんぜん別の一軒 はしごの楽しさが、ここでわかる
  • 青磺温泉、ひと湯主義 浴場に入ると、だだっ広い浴槽がひとつ あれこれ温度違いを揃えてはこない なかなかのあつ湯 ひと湯、ぐっと深く、しっかり浸かる、シンプルな潔さ 慢性関節炎、筋肉痛、慢性皮膚炎にOKと、注意書きにも書いてある 台北の山が出してる、本物
  • 川湯、かわゆ 名前の時点で、もう日本 露天風呂の小屋も、和風の木造 軒先の赤提灯には「川湯」「かわゆ」 看板の家紋っぽいマークは、桜のかたち 台湾の山の中に、勝手に建っている、ちいさな日本 北投の旧称「新北投温泉」が、もともと日本統治時代の温泉地だったことを、地味に思い出させる場所
  • セルフフィーバー サウナはスチームひとつ 壁にぽつんと「フィーバーボタン」 押すと、自分のタイミングで、湿度がぶわっと爆発 タイマー任せの、待つフィーバーじゃなくて、押す、くるぞ、来た、のセルフ操作 何度でも、好きなだけ、押し放題 オートじゃなくて、自分でやる派の楽しさ
  • バイブラ水風呂&生態観察 水風呂は18℃くらい 台湾にしては、ちゃんと冷たい寄り しかも、無駄に強すぎる、バイブラ ぼこぼこに肌を叩いてくる気泡 そして、いちばん楽しいのは、お風呂じゃなくて、地元のおじさまたちの過ごし方 想像を超えてくる、台湾の人たちの自由っぷり もはや、生態観察

浴場は、皇池に比べると、ややコンパクト。

でも、それがちょうどいい。
だだっ広い浴槽が、ひとつ。
あつ湯。
温度違いをいくつも揃えるんじゃなくて、ぜんぶの体重を、ひとつの湯に預ける。
ぐーっと、ふくらはぎが、ゆるむ。
青磺温泉の、独特の匂い。
湯気のなかに、地元のおじさんが、ゆうゆうと泳いでいる、わけではないけれど、自由に動いている。
あの自由さは、東京の銭湯では、たぶん見られない。

そして、サウナ室。

スチームサウナ、ひとつだけ。
扉を開けると、湿度がじっとり。
壁を見回すと、「フィーバーボタン」。
ふつうの台湾サウナは、オートでフィーバータイムが来る。
ここは、そのオートを、人間に渡してくる。
押すと、ぶわっと湿度爆発。
何度でも、好きなだけ、ボタンを押せる。
押すのか、押さないのか。
押すなら、いつ押すのか。
そんなものまで、自分で決めさせてくれる、優しさ。
オートのフィーバーが「ごちそう」だとしたら、こっちは「自炊」。
皇池がオートで、川湯がセルフ。
naapuri(ナーップリ=お隣)で、こんなにキャラが違う。

水風呂は、18℃くらい。

台湾基準だと、これは、ちゃんと冷たい寄り。
そして、無駄に強すぎる、バイブラ。
ぼこぼこ、ぼこぼこ、肌を、ばちばち叩いてくる。
体の表面が、ちょっと驚いて、頭の芯が、すこし、ふっと軽くなる。
シンプルなあつ湯、シンプルなスチーム、シンプルな水風呂。
ひとつひとつは、ふつう。
でも、ぜんぶ通すと、ちゃんとととのう。
施設の格としては「サウナ目的」より「温泉メイン」、なんだけれど、温泉込みで、いける。

そして、いちばんおもしろいのは。

たぶん、お風呂じゃない。
浴場で、地元のおじさんたちが、何をしているか。
寝てる人、ストレッチしてる人、ぼーっと天井を見ている人、なぜかその場でくるくる回っている人、バナナ食べてる人。
台湾の人たちの、想像を超える、自由な過ごし方。
たぶん、これが、川湯のいちばんの「展示品」。
入浴料250元には、生態観察の入場料も、ふくまれている。


台湾サウナ旅の様子はYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。


まとめ

北投の、もうひとつ山の上、行義路温泉エリア。
皇池温泉御膳館のお隣、『川湯温泉養生餐廳』。
入浴料250元、男女別、裸入浴の日式温泉。

だだっ広いあつ湯がひとつの、天然青磺温泉。
サウナはスチームひとつ、フィーバーボタンでセルフタイミング。
18℃の、無駄に強すぎるバイブラ水風呂。
和風の木造、川湯、かわゆ、桜の家紋。
そして、ぜんぶの仕上げに、地元のおじさまたちの、想像を超える生態観察。

サウナ目的の人だと、ちょっと物足りないかも。
でも、温泉込みで考えれば、しっかりととのう。
そして、皇池→川湯の「お隣ハシゴ」がいちばんの楽しみ方。
同じ青磺温泉、同じ温泉エリアなのに、雰囲気はぜんぜん違う。
オート派の皇池、セルフ派の川湯。
ふた湯セットで、行義路温泉が、ちょっと立体になる。

サ旅メシは、結局よくわからず、お預け。
「養生餐廳」のはずなのに、食事の正体は謎のまま。
ぜんぶ、つぎ来るときの宿題。

行義路まで足をのばすなら、皇池とセットで、川湯も。
台北サウナの中心地から離れて、山の青磺温泉で、ゆっくりととのえる、半日コース。
覚えておいてほしい。

では。もいもい。


📍 施設情報

川湯温泉養生餐廳(かわゆおんせんようせいさんちょう)

🗺 台湾 台北市 北投区 行義路温泉エリア 皇池温泉御膳館のすぐお隣(徒歩ハシゴ可)

💴 入浴料 250元(約1,200円・先払い) ※訪問時(2023年5月)の料金

🛁 男女別/裸入浴/日式温泉

♨️ 天然青磺温泉(慢性関節炎・筋肉痛・慢性皮膚炎にいいと注意書きに記載)/だだっ広いあつ湯の浴槽がひとつ/浸かるのは15分以内目安

🔥 サウナはスチームのみ フィーバーボタンでセルフタイミング 水風呂18℃くらい(バイブラ強め)

🍱 「養生餐廳」と銘打っているが、食事の有無は不明(少なくとも訪問時はよくわからず)


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