『Lapland Hotels Arena(ラップランドホテルズ・アリーナ)』

もい。

2025年から2026年への、年替わりを、この屋上に、サウナを1軒、ちょんと載せた、北欧テーマのホテルの、1室で、越しました。
タンペレ滞在中の、僕のホームベース。

『Lapland Hotels Arena(ラップランドホテルズ・アリーナ)』

タンペレには、じつは、ラップランドホテルが、もう1軒、あります。
なので、名前だけを頼りに、うっかりタクシーに乗ったりすると、別の場所へ、運ばれてしまうので、要注意。
「アリーナ」の方は、Nokia Arena(ノキア・アリーナ)の、上に、あるホテル。
駅からは、徒歩、7〜8分。
アリーナ側から入ろうとすると、入口が、ちょっとわかりにくい、というのが、いちばんの難点でした。
ホッケーの試合があった日には、なんと、ホテルに入るだけでも、ボディチェックがあったりもしました。


LAAWU=laavu、屋上の、ラップランド式の、シェルター。

屋上に上がると、暗い夜空の下に、「LAAWU ROOFTOP TERRACE & SAUNA」の、大きな白抜き看板。
LAAWU は、フィンランド語の laavu(ラーヴ)から。
これは、ラップランドで昔から使われている、半屋外の、木の、シェルターの名前です。
森の中で、火を焚いて、ちょっと雨風をよける、あの、ゆるい三角形の屋根と、開けた1面。
ホテル全体のラップランドテーマを、屋上のサウナの1棟に、そのまま、名前として、載せた、というわけです。
屋上には、男性用と、女性用の、それぞれのサウナと、貸切の1室(僕は未利用)。
なんと、日帰りの利用も、できるらしい。
サウナ室に入ると、中央に、大きめのストーブが、どん、と、鎮座していて、それを、取り囲むように、2段のベンチ。
基本の温度は、少し低め。
そして、ガンガン、ロウリュをして、湿度で、じっくり熱を、味わう、これぞ王道の、フィンランドスタイル。
水風呂は、ありません。
その代わり、シャワーの水が、じん、と、冷たい。
そして、扉を、そっと押せば、そこが、氷点下の外気浴スペースです。
バスタオルは、必須。
一般の花火見学のお客さんが、ふらっと屋上に上がってきたりするので、そこは、しっかり、身を包んで、テラスへ、出ます。


3泊、3回、3つの、気分。

12/30、ようやく、たどり着いた夜の、1回目。

ヘルシンキ空港から電車で、タンペレに、着いたのは、日が、とっくに、暮れてしまったあと。
チェックインを、ぱたぱたと済ませて、荷ほどきもそこそこに、屋上の LAAWU へ。
長い旅路の背中の、あの、なんとなくこわばった感じが、ロウリュを、ふう、と、1発、浴びるだけで、ほろっ、と、ほどけていきました。
初日から飛ばさず、静かに、身をほぐす。
このホテルとは、これから、3日間の、お付き合いです。
はい、こちらこそ、よろしくお願いします、と、木のベンチに、頭を軽く、下げました。

長い旅路のあとようやくたどり着いたホテルでゆっくり癒しの時間

これから3日間よろしくお願いします
— Greippi(2025.12.30 1回目の訪問)


12/31、大晦日、部屋の、ウトウト事件。

じつは、2025年の締めくくりは、Rajaportin で、と、決めていました。
まだ再訪できていない、あの、世界最古の1軒で、年を、越したかった。
けれど、大晦日の午前中に、6年ぶりの、ラウハニエミで、しっかりロウリュを浴びて、いい気分で、部屋に戻ってきたら。
ベッドに、ちょんと、腰を下ろした瞬間、まぶたがぽつん、と、静かに、閉じていました。
ふう、と、我に返ったときには、外は、もう、大晦日の夜。
「あ、これは、Rajaportinは、もう間に合わないな。」
と、静かに、諦めます。
予定を、そっと変更して、そのまま、屋上のLAAWUで、2025年のラストを、迎えることにしました。
サウナで、じゅうぶんに身を温めてから、外気浴のため、扉を開けると、そこは、大変な人だかり。
花火見学の、ゲストのみなさんが、屋上テラスに、パーティーみたいに、集まっていました。
そして、そのなかで、裸で、バスタオル1枚を、ぐるり、と巻いているのは、たぶん、ワタシだけ。
なのに、誰も、こちらを、気にする様子は、なし。
「これも、フィンランドあるある、かもしれない。」
と、頬を少しだけ、ゆるめます。
でも、心の中で、もうひとつ、しっかり、ツッコミを入れておきます。
「っていうか、-10℃で、屋外パーティーって、そもそも、寒すぎませんか。」
その夜、部屋に戻ってから、鞄の底に、日本から、こっそり忍ばせておいた、最強どん兵衛かき揚げそばに、お湯を注ぎました。
持参の、年越しそば。
みなさま、良いお年を、と、そっとつぶやいて、2025年の湯気を、あたたかく、いただきました。

2025年の締めくくりはラヤポルッティで
と思っていたのだけれど
ロウハニエミのあと部屋でウトウトしてしまい…
予定変更してホテルサウナでラストを迎えることに

外気浴しようかと外に出ると大勢の人だかり
裸なのはワタシだけ
でも誰も気にする様子もなく…
これもフィンランドあるある?

っていうか気温-10℃で屋外パーティーって
寒すぎません?
— Greippi(2025.12.31 2回目の訪問/サウナ飯)


1/1、2026年、元旦の、朝、8時、ニューイヤーサウナ、が…

明けて、2026年、元旦。
館内の案内表示に、「ニューイヤーサウナは、午前8時から」と、うっすら、書いてあったのを、うれしく、覚えていました。
「よし、2026年の1本目は、この屋上で、初日の湯気を、浴びる。」
と、あらかじめ、勝手に、決めていました。
きっかり、朝8時に、屋上へ、上がっていくと、扉の向こうは、なんと、まだ、昨夜の、パーティーのままの状態。
グラスと、使用済みの、バスタオルが、山のように、こんもり。
掃除の方は、まだ、来ていないようです。
「あぁ、そうか、8時から、というのは、ここから、掃除、なのね。」
と、扉の前で、ふう、と、笑って、いったん、部屋に退散。
9時過ぎに、もう一度、上がってみると、すっかり、きれいに、片づけられていて、ストーブも、じゅうぶんに、あたたまっていました。
1月1日の aamu(アーム=朝)の、ようやく、うっすら明るくなってきた空が、サウナの窓ごしに、ぼんやりと、見えています。
2026年の、僕の、1本目のロウリュ。
遠くから、街の、鐘の音が、ぽつん、と、届いてきたような、気がしました。

ニューイヤーサウナは午前8時からというので行ってみると昨夜のままで掃除してないし…

9時過ぎに出直してみるとすっかり綺麗になってました

2026年のサ活はココからスタート
— Greippi(2026.01.01 3回目の訪問/サウナ飯)


朝食と、30€バウチャーと、ラピン・クルッタの、うっすら黄金。

このホテルのもうひとつの主役が、朝食でした。
北欧らしい、木のインテリアのレストランで、ずらり、と並ぶ、たっぷりの選択肢。
目玉焼きに、こんがり焼いたソーセージ、少し塩気のある、うすいピンクのサーモン、あたたかいポテト、ライ麦のパン、色とりどりのベリー、そして、しっかり黒いコーヒー。
どれを、どう組み合わせても、うれしくない皿にならない。
評判通り、と、うんうん、素直に、うなずきます。
そして、宿泊中、なぜか、うれしいことに、30€ぶんの、バウチャーをいただきました。
ありがたく、夜にも、館内レストランへ。
ハンバーガーセットと、ラピンクルッタを、注文。
Lapin Kulta(ラピン・クルッタ)は、フィンランドの、ラップランド地方の、有名なビール。
Lapin(ラピン)は、Lappi(ラップランド)の、属格。
そして、その2語目、Kulta は、これは、以前、源じいの森さんの回で触れた、フィンランド語の kulta(クルタ=金/黄金)。
つまり、Lapin Kulta=「ラップランドの、黄金」。
薄く、うっすら、金色の泡が、グラスのふちで、ちょんと、光っていました。
もちろん、30€では、ハンバーガーセットとラピンクルッタで、しっかり、予算オーバー。
残りは、素直に、僕のお財布で、追いお会計。
その、少しの追加が、また、うれしい黄金の泡でした。


実用の、細かい話。

屋上サウナの、基本営業時間は、午後から。
(元日の朝8時のような、特別イベントの朝オープンは、上のような、微妙な結末になることもあります。)
外気浴に出るときの、バスタオルは、絶対に、必須。
花火見学のお客さんが、ふらっと、屋上に、上がってくることも、あります。
そして、いちばん、大事なのが、ルームキー。
サウナ入り口のドアが、しっかり、オートロック。
ほぼ裸で、屋上に、締め出されたら、正直、シャレになりません。
(想像するだけで、じんわり、汗をかきます。冷や汗の方の。)
シングルルームでも、狭すぎず、じゅうぶんに、快適でした。
北欧らしい、シンプルだけど、丁寧なインテリア。
ちなみに、サウナが、部屋についているタイプの部屋も、あるみたいなので、次回、フィンランドに、また来られる機会があれば、そちらも、試してみたい、と、しずかに、メモしておきました。


Lapland Hotels Arenaさん(屋上サウナLAAWU)の様子はYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。


大晦日の、東京の味の記憶を、次のサウナ旅にも。

-10℃の外気浴を、屋上テラスで、しっかり、いただいたあとの、部屋。
鞄の底から、そっと取り出した、最強どん兵衛かき揚げそば。
サウナ上がりの、あたたかい部屋で、湯気の立つ、あの1杯は、旅先の大晦日の、いちばん素直な、日本の味でした。
飛行機や、電車で、遠くの1軒に、行くときの鞄には、いつも、あの、パッケージを1個、忍ばせておくと、いざというとき、うれしい、お守りになります。
そんな旅の夜のために、最強どん兵衛かき揚げそばを、まとめてお取り寄せ。
1箱、部屋の隅にストックしておくだけで、次の旅の、夜の湯気が、ずっと、あたたかくなります。


📍 施設情報

Lapland Hotels Arena(ラップランドホテルズ・アリーナ)

🗺 Tampere, Finland / Nokia Arena(ノキア・アリーナ)隣接

🚶 アクセス:タンペレ中央駅から徒歩約7〜8分

🏨 タイプ:北欧・ラップランドテーマの都市型ホテル(Lapland Hotels チェーン)

🛏 客室:シングル〜スイート/サウナ付き客室あり/シンプルで洗練された北欧インテリア

🔥 屋上サウナ「LAAWU(ROOFTOP TERRACE & SAUNA)」:男女別/貸切1室/日帰り利用可(要確認)

🔥 サウナ室:中央に大きめストーブ/2段ベンチ/低め温度+たっぷりロウリュの王道フィン式

🚿 水風呂なし/シャワーの水がしっかり冷たい/外気浴は氷点下テラス

👙 テラスは花火見学など一般客も上がってくるためバスタオル必須

🔑 屋上ドアはオートロック/ルームキー忘れずに(裸で締め出し注意)

🕐 サウナ基本営業時間:午後から ※イベント時はオープン時刻に注意

🍳 朝食:評判通りの充実/ディナー・バウチャー配布があることも

🍺 館内レストラン:Lapin Kulta(ラップランドの黄金=ラピン・クルッタ)などフィンランドの定番も

⚠ タンペレ市内にはもう1軒別のLapland Hotelsがあるためタクシー・地図の指定は要注意

🏒 Nokia Arenaでホッケー試合開催日はホテル入口でもボディチェックあり

🗓 滞在日:2025年12月30日〜2026年1月2日(3泊/サウナ利用3回)

※料金・営業時間・サービス内容は公式サイトで最新情報をご確認ください


赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。

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