
もい。
御宿野乃 松江に、午後にチェックインする予定の1日。
朝の便で羽田を離陸して、松江駅に到着したのが10時頃。
まだまだしっかり時間の余裕があったので、駅から徒歩圏内にあるというサウナに、まっすぐ足を伸ばしてみました。
『天然温泉 湯屋天神』
松江駅から西へ徒歩10分ほど、商店街の一角にひっそりと構える1軒。
比較的最近できたばかりの、モダンでおしゃれな建物です。
松江駅徒歩10分、商店街の一角のモダンな新施設。

入口を入ると、木を基調にしたウッディな雰囲気の受付。
新しい施設らしく、館内どこも清潔感があって、スタッフの方の対応も丁寧でした。
天然温泉が自慢の施設なのですが、サウナもしっかり充実しているのが特徴。
サウナの利用を伝えると、腕にリストバンドをつけてもらえます。
これを目印に、サウナエリアへの入退場を管理する、というスマートな設計です。
料金と営業時間。

訪問した日曜日、大人900円+サウナ800円で、合計1,700円。
都会の街サウナ相場としてはじゅうぶんに納得できる価格ですが、正直、松江の地元感覚では“少し背伸び”のラインなのかもしれません。(実際のところ、観光客である僕にはそこらへんの感覚は分かりませんが)
隣のコワーキングスペースとサウナのセットプラン(3時間2,500円)は、地味に画期的な設計。
“仕事してからサウナ、サウナしてから仕事”、というノマドワーカー向けの導線が用意されているのが、いかにも今どき。
iki Metosの大きなストーブ、90℃、静かにじっくり。
サウナ室は、16人ほど入れる大きめの箱。
中央に、iki Metos製の大きなストーブが、しっかり鎮座しています。
温度は90℃前後、湿度もほどよく効いていて、息苦しさはまったくなし。
TVもBGMもなし、という潔い設計で、“静かにじっくり熱と向き合える”タイプの1室です。
ここで、実用注意事項を1つ。
サウナ室の入り口ドア、90°以上開くとロックがかかり、自動で閉まらなくなる構造になっています。
扉を大きめに開けて出入りをすると、そのまま開きっぱなしになって、部屋の熱が逃げてしまいます。
しっかりと自分で最後まで閉める、というのがここでの、みんなに優しい作法のようです。
なお、この施設、オートロウリュ設備があるらしいのですが、僕がサウナ室にいるあいだは、なぜか体験することができませんでした。
気づかなかっただけかもしれませんが。
こちらは次回のリベンジ候補として、そっと頭にしまっておきます。
syväな水風呂と、階段上の外気浴。
水風呂は、大きさはそこそこ、しかし深めの設計。
フィンランド語で、深い、はsyvä(シュヴァ)。
その syvä な水風呂に、身をゆっくり沈めるのが、じつに心地よい。
温度は16℃、循環もしっかり効いていて、水質のよどみは感じられません。
“深い”というのは、水風呂の完成度を大きく上げる要素だと、あらためて実感しました。
外気浴スペースは、なんと、サウナ室の上。
階段を上ると、数種類のととのいチェアが並んでいる、という2階建て構造です。
“サウナ→水風呂→階段→外気浴”という動線が、まるでミニトレーニングのように、じつに気持ちいい。
チェアも定番のインフィニティとアディロンダック。
その日の気分で好きな方を選べます。
“ととのうためにととのえられた極上空間”、そしてonniな日曜午前。

フィンランド語で、幸せ・幸運はonni(オンニ)。
日曜日の午前、他のお客さんもまばらな時間帯に、しっかりととのえられた新しい施設で、静かに何セットも回す。
これが、じつにささやかな、けれど確実な、onni な時間でした。
新しく作られる温浴施設は、こういう”ととのう設計”のレベルを、最低限求められるようになっているのかもしれません。
施設側もじつは大変だと思うのですが、利用者としてはうれしいトレンドです。
サウナめし:「そば処 玄」で、初めての釜揚げそば。

湯屋天神を出て、すぐ近くのお蕎麦屋さんに行ってみたものの、あいにくの満席。
でもやっぱりおそばが食べたいなぁ、と歩いていたら偶然出会った1軒。
「そば処 玄」
島根といえば、出雲そばの本場。
この日、初めて挑戦してみたのが、“釜揚げそば”。
“釜揚げうどん”は何度もいただいていますが、“そば”はハジメマシテ。
運ばれてきたのは、丸くて深い、青灰色の陶器の鉢。
そこに、うっすら濁った、そば湯ごとのお湯の中で、しっかり打たれたそばが、しずかに泳いでいる、というスタイル。
薬味は別皿で、大根おろし、刻みネギ、鰹節、刻み海苔。
薬味とつゆを好みにあわせて足しながら食べるスタイル。
一口、そば湯ごとすすってみると、そば湯の滋味深い風味と、しっかりコシのあるそばの食感が、じつにしみじみ美味しい。
そこに、薬味とつゆをちょこんと足せば、味の輪郭がまた変わります。
“釜揚げそば”、初めての体験でしたが、想像以上に美味しかった、というのが正直な感想。
“なぜ他の場所ではあまり見かけないんだろう”と不思議に思ってしまうほど、うまい。
出雲そばのバリエーションの奥深さを、しっかり体感できた1杯でした。
ととのうためにととのえられた極上空間で快適なセッション
深い水風呂はやっぱり良い日曜日の朝から幸せ気分
— Greippi(2026.07.05 1回目の訪問)
宍道湖の恵みを、自宅の食卓にも。
松江といえば、忘れてはいけないのが、宍道湖のシジミ。
濃厚な旨味と豊富なミネラルを含むシジミをみそ汁やすまし汁で丸ごと味わえば、あの、松江の日曜午前の onni な時間が、家の食卓にも、そっと戻ってきます。
そんな夜のために、宍道湖産のシジミを、まとめてお取り寄せ。
(サウナ後の疲労回復にも、しじみのオルニチンは、じつに正解と言われています。うれしい健康効果もセットで。)
松江駅から歩いて行ける、いまどきサウナ&天然温泉の『湯屋天神』さん。
ドーミーイン系列のホテルで、唯一、大浴場がない「ドーミーインEXPRESS松江」からも近いです。
松江を訪れた際のサウナ候補に、ぜひ。
ではまた。もいもい。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
(松江へは、赤い翼で出雲空港INが便利/出雲空港から松江市街まで空港連絡バスで約35分。)



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