
もい。
『トムラウシ温泉 東大雪荘』に泊まった翌日。
山を下りて新得の町に戻り、続けて向かったのがこちらです。
『新得町営浴場【駅前温泉】』
まず、外観を見てください。
ピンクの建物の上に、緑の縁取りの大きな看板。
「ようこそ新得町へ」「サウナ・浴場」の文字。
エモすぎます。
建物の前に立った瞬間から、この施設のことが好きになってしまいました。
新得駅前の町営浴場、お湯はトムラウシ温泉から

場所は、JR新得駅の南側すぐ。
新得町が運営する町営浴場で、区分としては銭湯にあたるのだと思います。
この施設の面白いところは、お湯。
なんと、前の晩に泊まっていたトムラウシ温泉のお湯を、温泉輸送車で運んできているのです。
山奥の秘湯のお湯に、駅前で浸かれる。
昨夜の余韻がそのまま続いているようで、不思議な気分でした。
(天候不良や輸送車の点検などで運べない日は、水道水での営業になるそうです。)
券売機でサウナ530円、番台の横に3つのドア

入口の券売機で、サウナ利用の530円を支払います。
現金のみです。
番台でサウナマットとロッカーの鍵を受け取って、中へ。
番台の横には、男湯・女湯・サウナの3つのドア。
サウナのドアを開けると、縦長のロッカーと休憩所、その先に浴場があります。
ロッカーの中には、バスタオルが用意されていました。
1つ注意点として、サウナ室は男女の入れ替え制です。
水曜日は女性、それ以外の曜日は男性の利用になります。
行かれる方は、曜日を確認してからどうぞ。
サウナ:年季の入ったL字2段、ロウリュ禁止でじっくり
浴場には、温泉と少しぬるめのバイブラ風呂、それに水風呂とサウナ。
サウナは、年季の入ったL字型の2段。
それほど大きくはなく、5人も入ればいっぱいでしょうか。
ストーブは、古めかしい電気ストーブです。
温度計は90℃近辺を指していますが、体感はそこまで熱くありません。
ロウリュしたくなるところですが、ここでは禁止。
そのぶん、じっくりゆっくり蒸されるのを楽しむサウナです。
テレビもあるので見ることはできますが、僕は使わずに静かに過ごしました。
水風呂は17℃、物足りなければ温泉とのコンボで
水風呂は17℃くらいで、そんなに広くはありません。
ただ、水質は良好です。
サウナの熱さが物足りないと感じたら、トムラウシ温泉の湯船で身体を温めてから水風呂へ、というコンボがおすすめ。
温泉で芯まで温まってからの水風呂は、また違った気持ちよさがあります。
洗い場のカランも、レトロな雰囲気でいい味を出しています。
休憩室のインフィニティチェアで、ひとり
休憩室には、インフィニティチェアが3脚。
ここで休憩することもできます。
(濡れたまま座らず、身体はよく拭いてからどうぞ。)
この日は、開店直後から1時間半、ほかのお客さんは誰も来ませんでした。
サウナも、水風呂も、温泉も、インフィニティチェアも、すべて独占。
とても贅沢な時間でした。
総評:エモい外観は、『富合サウナランド』とツートップ
古さは感じます。
でも、それが逆にレトロでいい。
館内はとても渋いのですが、居心地は良好です。
そして、なんといっても建物の外観のエモさは特筆もの。
僕的な“グッとくる外観ランキング”では、熊本の『富合サウナランド』と並ぶツートップです。
こういう施設、結構好きなタイプです。
『富合サウナランド』についてはコチラの記事でくわしくレポートしています。
太陽神がお出迎え 熊本の『富合サウナランド』はエモさ100倍の郷愁サウナだった太陽神に出迎えられる、熊本・宇土の名物サウナ『富合サウナランド』。昭和ストロングな高温サ室、ストーブの上に乗った一枚岩のサウナストーン、とろとろ水風呂、館内に響く昭和歌謡。エモさ100倍の心のベストテン第1位。JR宇土駅から徒歩15分・600円タオル付き。無休。
2027年3月末で閉館予定、最後に訪れることができて

訪問時、“近々どこかへ移転の予定がある”というウワサを耳にしていました。
確認すると、この町営浴場は2026年11月末で閉館する予定だったものの、建設中の新しい温浴宿泊施設の開業が延期になったため、営業期間を2027年3月末まで延長する、とのこと。
新施設は2027年4月の開業予定だそうです。
つまり、このエモい建物で入れるのは、あと半年ほど。
閉館前に訪れることができて、本当に良かったと思います。
このピンクの建物と素敵な看板は、僕のサウナ旅の大事な思い出になりました。
もし気になっている方がいたら、ぜひ今のうちに。
エモすぎる外観のコチラにハジメマシテ
館内もとても渋いが居心地は良し1時間半ひとりで堪能させていただきました
— Greippi(2026.10.15 1回目の訪問)
サウナめし:「新得そばの館」で、新得地鶏南ばんせいろ

新得といえば、そばの町。
新得町内にある「新得そばの館」はそんな地元のそばを楽しめるお店。
注文したのは、新得地鶏南ばんせいろ。
せいろに盛られたそばと、地鶏とネギがたっぷり入った温かいつけ汁のセットです。
ちょうど新そばの季節。
おそばはとても香りがよく、のど越しもなめらか。
地鶏の旨みが溶け込んだつけ汁にくぐらせると、そばの風味がいっそう引き立ちます。
そばがおいしい。
これに尽きます。
最後はそば湯をつけ汁に注いで、地鶏の出汁まで残さずいただきました。
この旅の様子は、YouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。
エモい建物は、フィルムで残す。
閉館を控えたレトロな建物。
スマホでも撮れますが、こういう被写体は、フィルムカメラで撮るとまた違った味わいになります。
少しにじんだ色や粒子感が、昭和の看板や外壁の質感とよく合うのです。
使い捨てのフィルムカメラなら、旅の荷物に1台入れておくだけ。
現像するまで仕上がりがわからないのも、旅の楽しみの1つです。
まとめ

『新得町営浴場【駅前温泉】』さん。
JR新得駅のすぐ横、素敵すぎる外観の町営浴場です。
クラシックなサウナは専用の特別なスペースで。
温泉はトムラウシからの運び湯。
近々、閉館・移転予定なのでこのエモさを味わいたい方は、ぜひお早めに。
ではまた。もいもい。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
(十勝へは、赤い翼でとかち帯広空港IN。トムラウシ温泉に泊まって、翌日は新得の駅前温泉とそばでしめる、山と町のサウナ旅もおすすめです。)




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