
もい。Greippiです。
ドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿野乃」全店制覇の旅、第14弾。
今回の舞台は肥後国の中心地、熊本の「天然温泉 肥後の湯 御宿野乃 熊本」です。
境港、富山、難波、奈良、浅草(本館)、京都七条、金沢、大阪淀屋橋、仙台、松江、松本、別府、浅草別邸ときて、これで14軒目。
全国15店舗のうち残るはついに1軒、次でついに全店制覇です。
今回の熊本はオープンしてまだ1年ほどという新参店。
松江から続いていたセルフロウリュ路線がまさかのオートロウリュに回帰していたり、真鯛の胡麻和えを主役に据えた個性的な海鮮丼だったりと、発見の多い1軒でした。
泊まってきたので、正直に報告します。
基本情報 & アクセス

- 施設名:天然温泉 肥後の湯 御宿野乃 熊本
- 宿泊日:2026年8月30日〜31日
- アクセス:桜町バスターミナルから徒歩5分。
- 料金:約11,700円(大人1名 / 1泊)
- 周辺環境:飲食店は無数にあり。コンビニは宿を出て右にセブンイレブン、左にファミリーマートという至れり尽くせりの立地。
料金は¥11,700と、奈良に次ぐシリーズ下位の安さ。
繁華街のちょい外れという立地ながら、桜町バスターミナルから徒歩5分と交通アクセスは良好です。 オープンしてまだ1年ほどとあって、館内はとにかくキレイ。
ゲストはそれほど多くなく、日本人が中心で台湾・韓国系のお客さんがちらほらという落ち着いた客層でした。
御宿野乃 熊本の様子は、こちらの動画でも詳しく紹介しています!
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客室 & 和の体験

- 畳の第一印象:キレイ。開業間もないだけあって、傷みも汚れもほぼ気にならないレベル。
- 部屋タイプ:ダブルルーム、広さは標準的。
- ベッドの寝心地:いつも通り安心のサータ品質。
- 館内着(作務衣):定番の半浴衣スタイル。
- ウェルカムサービス:しっとりパイナップルフィナンシェ。浅草別邸で途切れた流れがここで復活。
- 細かい発見:テレビがスマートテレビだったのは新しい施設ならではの装備アップグレード。
部屋そのものは他の野乃とほぼ変わらない安心の作り。新しい施設らしく、細部の設備がじわじわとアップデートされているのを感じます。
大浴場 & サウナ(天然温泉 肥後の湯)

熊本野乃の大浴場は11階に配置された天然温泉 肥後の湯。
- 大浴場名:天然温泉 肥後の湯
- 温泉の泉質:無色透明。眺望はほぼなし、ただし風は抜ける。
- サウナ室温:85℃。熱すぎず、ぬるすぎずの絶妙設定。オートロウリュ&オート送風。
- サウナ室サイズ:3段、定員12名ほど。間接照明のみの暗めな雰囲気。
- 演出:20分に1回のオートロウリュ時にライトアップされる粋な仕掛け。オートロウリュ(AL)の際は3台のパンカールーバーからの送風も加わる。
- アロマ:クリーンスカイ継続。松江初登場から定着済み。
- 水風呂:15℃。サウナ室の目の前に配置、ウォークスルー方式(水風呂を通って外気浴へ)。
- ととのいスペース:内気浴イス2脚 / 外気浴イス3脚+「ととのい増強枕」(水冷式)。
- BGM:とくさしけんごさん。
- TV:夕方はバラエティ、朝はNHKニュース。
- タトゥー対応:原則禁止。
まさかのオートロウリュ回帰、その意図は?
今回一番の話題がこれ。松江から続いていたセルフロウリュ路線が、熊本ではまさかのオートロウリュに回帰していました。どういう意図があるんだろう、と考えてしまいましたが、個人的には日本人ゲストにはオートロウリュの方が合っている気もするので、これはこれで一つの正解なのかもしれません。
20分に1回のオートロウリュのタイミングで室内がライトアップされる演出はなかなか粋で、3台のパンカールーバーからの送風も相まって、熱波がしっかり体感できる作り。
85℃という控えめな温度設定も、熱すぎずぬるすぎずという絶妙なバランスで居心地良好でした。
アロマはクリーンスカイ継続でしたが、セルフロウリュよりも強めに香っていた気がします。
ちょっとした発見。
背高メトスのサウナストーブ、傾いているのは…
サウナ室の中央にある細長いメトス製のストーブが、途中から少し傾いてしまっているのに気づきました。
先日の地震の影響だろうか、とふと考えてしまう場面。
このためオートロウリュの水が若干ズレてしまう、という状況でした。
ウォークスルー水風呂と「ととのい増強枕」
水風呂はサウナ室の目の前という好立地で、出入り口が2箇所あり、水風呂を通って外気浴に行けるウォークスルー方式という動線の良さ。
水温15℃、やや塩素臭はあるものの肌触りはやわらかいという、質実剛健な仕上がり。
外気浴スペースは壁面が完全ガードで眺望はないものの、上は抜けているので開放感はそこそこ。
風は生ぬるいながらもまあまあ入ってくる設計です。
そして今回の新装備が「ととのい増強枕」(水冷式)。
浅草別邸の「ととのい増強レバー」に続く、共立メンテナンスのととのい体験強化シリーズの最新作といったところでしょうか。
近年のドーミーはサウナそのものだけでなく、ととのいへのアプローチをいろいろ強化しているようで、この進化を追いかけるのも野乃巡礼の楽しみの一つになってきました。
シリーズ初かも?「手揉み処」登場
マッサージ機はなかったものの、代わりに「手揉み処」があるのを発見。
野乃シリーズでは初めての設備かもしれません(料金は確認していないので詳細不明ですが)。
マッサージチェア一辺倒だったこれまでのシリーズに、人の手による施術という新しい選択肢が加わった格好です。
無料サービス(おもてなし)

ドーミーイン伝統の無料サービス報告。
- 湯上がりアイス(夜):いつもの4種類。
- 湯上がり乳酸菌飲料(朝):らくのうクロレラZ。別府に続いての登場で、もちろんくまモン付き——今回は熊本本拠地なので、このパッケージがようやく正しい場所に収まった感があります。
- 夜鳴きそば:22時前に実食、空いていていつも通り安定のクオリティ。
圧倒的朝食バイキング

朝食会場はそれほど混雑もなく、ゆったりと楽しめました。品数は標準的ながらご当地ものが多めの構成です。
- ご当地「逸品料理」:うまか丼。
- 海鮮ラインナップ:真鯛の胡麻和え、まぐろ漬け、明太子、辛子高菜。
- ご当地小鉢・おかず:あか牛入りメンチ、天草産鯛の天ぷら、辛子れんこんの天ぷら、高菜飯、だご汁、赤なすのたたきなど。
- デザート・その他:いきなり団子、マンゴーケーキなど。
- 多言語対応:英・中・韓の3ヶ国語対応。
今回の海鮮丼はいくらなしで種類は少なめながら、真鯛の胡麻和えをメインに据えた個性的な仕上がり。
鯛は出汁をかけてお茶漬けにアレンジすることもできて、これがなかなか美味。
熊本産赤なすのたたきと天草産タコのカルパッチョはどちらも美味しく、天ぷらは各店にほぼレギュラー入りしている準定番メニューですが、ここのはさっくりしていて美味しかったです。
高菜飯と明太子のコラボも相性抜群。
だご汁、あか牛メンチ、辛子れんこんの天ぷらと、熊本らしいラインナップが充実していて、総じて朝食の満足度はこれまでの野乃巡礼の中でも上位に食い込んでくる印象でした。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
御宿印

今回も御宿印ゲット。
[番外編] 熊本酒場探訪レポート

今回は肉とクラフトビールで攻める2軒。
- ヒレ肉じゅんちゃん:宿から徒歩5分ほど。ヒレ肉の塊を目の前で調理してくれるお店で、注文は300gから。店員さんが全部やってくれるので自分で焼く必要はなし。塊肉の表面を焼いた後、ざっくりカットしてさらにフォークで裂いていくスタイルで、中はレアで柔らかく旨みもたっぷり。マーガリン醤油・にんにくタレ・岩塩などでいただきます。美味しすぎて気がついたら300gペロリ。ヒレ焼き300g/¥4,290、上ヒレ焼きだと300g/¥5,610。ひよって普通のヒレを頼みましたが、上だともっと美味しいのだろうかと気になるところ。追加で頼んだネギ塩タンはヒレと比べるとそれほどでもなかったので、ヒレ肉に全力投球する方が正解かもしれません。お酒3杯と肉厚生パリピで合計¥8,246。お通しは玉ねぎスライス食べ放題。超人気店らしいので予約してからの来店がおすすめ。カード可。
- Beer Bar blé blé:ヒレ肉でお腹いっぱいすぎてはしご酒は一旦断念、宿で休憩した後、夜鳴きそばの前に軽くビールでもと徒歩2分ほどのこちらへ。おしゃれな店内で熊本のクラフトビールをいただけます。ペールエールとセゾンをうずらの卵のハリッサ漬けとともに。どちらも美味しかったのですが、どちらかというとセゾンが好みでした。お会計2480円。立ち飲みで雰囲気良し、店員さんもいい感じ。喫煙可。支払いはたぶん現金のみなのでご注意を。


2軒で合計¥10726。ヒレ肉で満腹になった後の締めビールという、これはこれで完成された流れでした。
総合レビュー
熊本での宿泊記で触れておきたいのが、先日の地震のこと。
今回大浴場のサウナストーブが少し傾いていたのも、もしかするとその影響かもしれません。
ただ、少なくとも熊本市街に関しては地震の被害はほぼないみたいで、ホッと胸を撫で下ろしました。これから観光支援策なども出てくると思うので、ぜひ多くの方に野乃熊本を訪れてみてほしいと思います。
また余談ですが、4月にドーミーイン熊本(姉妹ブランド)にも宿泊したのですが、やっぱり野乃の方がいいというのが正直な感想。
靴を履かなくていい気軽さはやはり大きな魅力です(諸外国の方たちがどう思っているのかは分かりませんが)。
【シリーズ14軒総覧】ここまでの野乃巡礼サマリー
| 訪問順 | 施設 | サウナ | 水風呂 | 外気浴 | 宿泊費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 境港 | 94℃ | 16℃ | あり(3脚) | ¥16,000※ |
| 2 | 富山 | 98℃ | 14℃ | 半外気浴 | ¥14,000 |
| 3 | 難波 | 94℃ | 13℃ | なし | ¥22,500 |
| 4 | 奈良 | 91℃ | 17℃ | あり(3脚) | ¥10,350 |
| 5 | 浅草(本館) | 98℃ | 16℃(つぼ) | 準外気浴 | ¥15,750 |
| 6 | 京都七条 | 100℃(ハーバルクリア初) | 19℃ | 露天風(屋内) | ¥17,280 |
| 7 | 金沢 | 95℃・過去最大級(20人+) | 16℃(広め) | 本物・最上階 | ¥11,700 |
| 8 | 大阪淀屋橋 | 95℃ | 14℃(コンパクト) | 準外気浴 | ¥13,850 |
| 9 | 仙台 | 96℃・最狭級(6人) | 15℃(1人用) | あり(空抜け良) | ¥13,950 |
| 10 | 松江 | 92℃・セルフロウリュ初 | 15-16℃(打たせ水&レイン) | 松江城ビュー | ¥12,600 |
| 11 | 松本 | 92℃・セルフロウリュ・横長14人 | 17℃(深め) | 安曇野の山々 | ¥13,950 |
| 12 | 別府 | 91℃・L字型20人+ | 過去最大級(90cm深) | アディロンダック+風鈴+別府タワー | ¥13,950※ |
| 13 | 浅草別邸 | 91℃・セルフロウリュ | 17℃(やや深め) | 半屋外+ととのい増強レバー | ¥19,030† |
| 14 | 熊本(今回) | 85℃・オートロウリュ回帰 | 15℃(ウォークスルー) | 半屋外+ととのい増強枕(新!) | ¥11,700 |
※境港・別府は夕食付きプランでの宿泊価格。†浅草別邸は500円offクーポン使用後の価格。素泊まり比較ではないため、コスパ評価の参考程度に。
「御宿野乃 熊本」を一言でまとめると:開業1年の新しさと、まさかのオートロウリュ回帰、真鯛の胡麻和えを主役に据えた個性的な朝食が光る、コスパ良好な肥後の湯。
最大の魅力は85℃・オートロウリュ&オート送風という絶妙な熱波バランス。
20分に1回のライトアップ演出も含め、セルフロウリュ路線が続いた直近の流れからあえて一歩引いた設計が新鮮でした。
ウォークスルー水風呂や新装備「ととのい増強枕」、シリーズ初かもしれない「手揉み処」など、細部の工夫も豊富。
朝食は真鯛の胡麻和えをメインに据えた海鮮丼と、あか牛メンチ・辛子れんこん・だご汁・高菜飯と熊本らしさが凝縮されたラインナップで、これまでの野乃巡礼でも上位に食い込む満足度でした。
料金は¥11,700とシリーズ下位の安さで、開業1年のキレイな館内、桜町バスターミナル徒歩5分の好立地を考えればコスパは非常に良好。
ヒレ肉じゅんちゃんの塊肉ステーキとBeer Bar blé bléの熊本クラフトビールという、街歩きの充実ぶりも申し分ありません。
サウナストーブの傾きに先日の地震の影響を感じる場面もありましたが、熊本市街の被害はほぼないとのことで一安心。
これから観光支援策も出てくると思うので、ぜひ多くの方に熊本を、そして野乃熊本を訪れてみてほしいと思います。
御宿野乃 熊本の料金と空室状況はこちらから!!
シリーズもこれで14軒目、残るはついに1軒。次回でいよいよ全店制覇達成です。最後の1軒は福井。
お楽しみに!
ではまた。もいもい。




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