
もい。
波葉の湯の埠頭の風と、せんべろのジョッキの泡を、まだ余韻に残したまま、こんどは、博多ふ頭からまた路線バスで、ことこと、天神方面へ。
じつは、福岡サウナ界隈、群雄割拠。
そのなかでも、SNSやサ活で、たびたび「良き噂」を耳にしていた一軒に、ようやく、ハジメマシテ、です。
入口には、白地に黒の菱形ロゴと、シンプルな黒文字。
『SHIAGARU SAUNA』
店名は、ローマ字で SHIAGARU。
「しあがる」、つまり、ととのうの、もう、ひと段上。
看板も、サインも、ぜんぶ、無駄な装飾はなし。
入る前から、館内のトーンが、もう、しれっと、宣言されている気がします。
真夏の福岡編、2軒目にして、本日のラスト。
サ旅費
🚆 地下鉄「天神」駅から徒歩2分
🕐 営業時間 12:00〜24:00 / 定休日 なし
💴 入浴料 60分 1,100円〜 / 90分 1,500円〜 ほか各種
📱 LINEでの事前予約制
🤫 更衣室から先は会話禁止/絶対静寂ルール
※ 料金・営業時間は訪問時(2025年7月30日)のものです。最新情報は施設公式SNSなどでご確認ください。
サウナ
Good point 👍
- 「しあがる」ために 更衣室から先は会話禁止の、絶対静寂ルール さらに、サウナ室内での給水を推奨する、独自スタイル ドリンクオーダーすれば、炭酸水の追加は、無料!!
- 深部体温サウナ 屋久島の杉を使った、バレルっぽいサウナ室 こまめなオートロウリュと、オートアウフグースで、常にベストコンディション
- 末端体温サウナ フットレストのついたサウナストーブで、普段は温まりにくい爪先まで、あったまる 日替りアロマの香りも、良き
- 浮遊感 3つ並んだ水風呂は、微妙に底の形が違う、フローティング仕様 いろいろ試して、好みを見つける楽しさも ◎ 温度は、どれもキンキンです
- しあがるーむ 最適な温度に管理された室内に、所狭しと並ぶ、ととのい椅子の数々 耳に優しいBGMとともに、「しあがる」の世界へ

絶対静寂と、屋久島の杉と、3つの底と、しあがるーむ
事前にLINEで予約しておいた時間に、受付へ。
スタッフさんの案内の声も、もう、空気にすこし溶けるくらいの、ちょうどいい音量。
更衣室の扉をくぐった瞬間、館内のトーンが、ふっ、と、ひと段落ちる。
「ここから先は、会話禁止。絶対静寂ルール」。
ふだんの銭湯サウナの、おじさまどうしの世間話も、ぜんぜん嫌いじゃないけど、こちらは、こちらの世界。
hiljaisuus(ヒリャイスース=静寂)が、ぴしっと、一枚の布のように、館内ぜんぶに、敷かれている感じです。
まずは、深部体温サウナへ。
扉を開けると、屋久島の杉を使った、バレル型のお部屋。
飲料水のボトルをサウナ室内に持ち込んでよいスタイル、というのが、これがまた、いい。
ベンチに腰かけると、目線のすぐ近くに、kuusi(クースィ=杉)の節と木目。
香りは、控えめだけど、温度がしっかり乗ったときに、ふっと、奥のほうから立ちのぼる。
こまめなオートロウリュと、オートアウフグースが、20分くらいのうちに、何度も、しれっと、温度と湿度を入れ替えてくれる。
「ベストコンディションを、人間が頑張って守ろうとしてない」、というのが、SHIAGARUらしさ。
仕組みが、ぜんぶ、勝手に保ってくれている。
そして、もう1室、末端体温サウナへ。
こちらは、フットレストつきの、サウナストーブ。
ふだん、サウナで「爪先まであったまるには、体がもたないよね」ってゆうあの感じ。
ここでは、それが、しれっと解消されていきます。
日替わりのアロマが、ふんわり、頭の上のほうから。
身体の芯と、末端、両方からの2方向攻撃。
うん、いいかも。
サウナを上がって、水風呂エリアへ。
ここがまた、ひと工夫。
3つ並んだ水風呂は、温度はどれもキンキンなんだけど、底の形がちょっとずつ違う、フローティング仕様。
ひとつめは、お尻が、すこんと落ちる。
ふたつめは、腰のあたりで、しれっと止まる。
みっつめは、ふくらはぎが、ふんわり浮く。
…つまり、自分の身体と、好みの浮遊感のマッチング、ぜんぶ試せる。
このまえまで、こんなサウナ施設、知らなかった自分が、ちょっとくやしい。
そして、いちばんのクライマックス、「しあがるーむ」へ。
扉を、しゅっ、と開けると、すこし暗めの照明と、まあるい間接光、所狭しと並んだ、ととのい椅子。
室温は、暑からず寒からず、しっかり管理されたゾーン。
BGMは、耳に優しい、ぜんぜん主張しない音量。
椅子に身を預けると、視界の天井が、ぼやけて、ぼやけて、しれっと、なくなる。
「ととのう」じゃなくて、その先、「しあがる」。
ととのいの先の世界、想像したこと、なかったな。
旅メシ 博多かつりきで、鉄鍋ギョーザ

絶対静寂の館内から、博多の街を、ぶらり。
「しあがり」立ての身体には、街のざわめきが、いつもよりも、やわらかく聞こえます。
博多駅近く、見つけたのが、居酒屋「博多かつりき」さん。
カウンターに座って、頼んだのは、博多名物、鉄鍋ギョーザ。
お盆の上の小さな黒い鉄鍋に、ぎっしり、焼き目のついたギョーザが、ずらり。
ひとつ、口へ。
皮の、こんがり、ぱりぱり。
噛むと、中から、肉汁、にら、にんにく、たまねぎ、ぜんぶ、いっぺんに。
博多のギョーザ、というと、ひとくちサイズの細長いやつのイメージだけど、こちらは、ちょっと、たっぷり目。
SHIAGARUの絶対静寂のあとに、鉄鍋の、じゅーじゅー、ぱりぱり、の音が、ぐっと際立つ。
このコントラスト、ちょっと、にくい。
福岡空港まで、ここから地下鉄で、たったの10分。
このギリギリ感、博多って、ほんとうに、ずるい街。
最後の最後まで、しれっと、楽しませてくれる。
博多の「鉄鍋ギョーザ」を、食卓にも、すこし。
こんがりの焼き目、噛んだ瞬間の肉汁、にらとにんにくの香り、そして、鉄鍋ごと、ぱちぱちと音を立てる演出。
戻ってからも、ふと、お箸を持つ手のかたちが、思い出してしまう。
家でも、博多のあの一皿に近づけたくて、鉄鍋ギョーザを、しれっとお取り寄せ。
本場サイズの鉄鍋までは無理かもしれないけど、いちばん厚手のフライパンで、しれっと、再現してみます。
SHIAGARU SAUNAさんの様子はYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。
群雄割拠の福岡サウナ界隈の中でも
良き噂を耳にすることの多い気がする
コチラにハジメマシテととのいの先を目指すその姿勢
素敵です
— Greippi(2025.07.30 1回目の訪問)
まとめ
地下鉄「天神」駅から徒歩2分、LINE事前予約制、SHIAGARU SAUNA。
更衣室から先の、絶対hiljaisuusルール。
屋久島のkuusiを使ったバレル型の「深部体温サウナ」と、フットレストつきで爪先まであったまる「末端体温サウナ」。
底の形が3つ違う、フローティング仕様のキンキン水風呂たち。
ベストコンディションに管理された「しあがるーむ」と、所狭しと並ぶととのい椅子。
ぜんぶ、ぜんぶ、「ととのう」のもう一段先を、設計の側からちゃんと用意してくれている一軒です。
旅メシは、博多かつりきさんで、鉄鍋ギョーザ「博多にしては大きめ」、ジョッキ片手に、最後まで博多。
真夏の福岡編、波葉の湯のポートサイドと、SHIAGARU SAUNAの「ととのいの先」、まったく違うベクトルの2軒で、すこんと2発、いただきました。
空港まで、地下鉄で10分。
ギリギリまで楽しめる博多、ほんとうに、最高。
赤い翼に、ぼーっと、ことんと預けて、羽田へ。
旅は、また、つづきます。
📍 施設情報
SHIAGARU SAUNA(ととのいの先へ…)
🗺 福岡県福岡市中央区(天神) / 🚆 地下鉄「天神」駅から徒歩約2分
🕐 営業時間 12:00〜24:00 / 定休日 なし
💴 入浴料 60分 1,100円〜/90分 1,500円〜 ほか ※訪問時(2025年7月30日)の料金
📱 予約:LINEでの事前予約制
🤫 ルール:更衣室から先は会話禁止/絶対静寂
🔥 サウナ:深部体温サウナ(屋久島の杉のバレル型/オートロウリュ+オートアウフグース)/末端体温サウナ(フットレスト付きストーブ/日替アロマ)
💧 水風呂:3槽/底の形が違うフローティング仕様/温度はどれもキンキン
🛋 「しあがるーむ」:温度管理された休憩室/ととのい椅子多数/耳にやさしいBGM
🥟 旅メシ:居酒屋「博多かつりき」の鉄鍋ギョーザ(天神/福岡空港まで地下鉄で約10分)
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。



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