
もい。Greippiです。
ドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿野乃」全店制覇の旅、第5弾。
今回の舞台は東京観光のど真ん中、浅草に建つ「天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草」です。
境港、富山、難波、奈良ときて、ついに首都・東京へ。前回の奈良編で「夜鳴きそば逃し」という自称ドミニスト失格の烙印を押された私。今回こそはこの呪いを断ち切るべく、GW最終日の浅草へ乗り込みました。インバウンドで大混雑する東京観光のど真ん中で、果たして浅草野乃はどんな顔を見せてくれるのか?泊まってきたので、正直に報告します。
基本情報 & アクセス
- 施設名:天然温泉 凌雲の湯 御宿野乃 浅草
- 宿泊日:2026年5月6日〜7日(GW最終日)
- アクセス:地下鉄浅草駅から徒歩12分。
- 料金:約15,750円(大人1名 / 1泊)
- 周辺環境:ホッピー通りなど飲み屋多数。スーパー・コンビニともに至近。
注意ポイント:これまでの野乃シリーズが軒並み「駅徒歩1〜5分」だったのに対して、浅草はまさかの徒歩12分。荷物が重い日や雨の日は地味に効きます。とはいえ、浅草寺・雷門・スカイツリーすべて徒歩圏という東京観光のど真ん中ロケーションは唯一無二。観光メインなら多少の徒歩は問題ないかと。ちなみにつくばエクスプレスの浅草駅からなら徒歩5分くらいです。
料金は約¥15,750。奈良(¥10,350)と比べると割高ですが、GW最終日の都心東京と考えれば、むしろ良心的な部類かな。
御宿野乃 浅草の様子は、こちらの動画でも詳しく紹介しています!
客室 & 和の体験

全館畳が特徴の「御宿野乃」シリーズ、浅草店ももちろん畳敷きの客室です。
- 畳の第一印象:部屋内は若干の傷みあり。廊下は一部フローリング仕様で、今までと少し違った点。
- 部屋タイプ:シングルルーム。ちょっと狭め。
- ベッドの寝心地:安心のサータ社製。これは全店共通の安定品質。
- 館内着(作務衣):いつもの。着た瞬間リラックスモードへ自動切替。
- ウェルカムサービス:しっとりバナナケーキ。これは新パターン。奈良の弥生姫ゼリーとは別ベクトルで嬉しい。
都心一等地ゆえか、客室はシリーズ中もっとも狭め。畳にも若干の傷み、飾られている花の数も控えめ。これは立地と稼働率の高さを考えれば、まあ仕方ないところ。「観光のためのベース」と割り切れば全然気にならないレベルではあります。
大浴場 & サウナ(天然温泉 凌雲の湯)

今回のサウナスペックは以下の通り。
- 大浴場名:天然温泉 凌雲の湯
- 温泉の泉質:内湯は黒湯。半露天のつぼ湯は無色。タオルがいつもの白ではなく茶色なのは、たぶん黒湯対策。
- サウナ室温:98℃。シリーズ最高温タイ(富山と並ぶ)。いつもの高温カラカラ系。アロマは安定のエナジーブーケ。
- 水風呂:16℃。1人用のつぼ水風呂でオーバーフロー方式。適温。
- ととのいスペース:内気浴イス1脚 / 外気浴イス3脚。地下なのに天井が一部抜けていて、外気浴気分が味わえる構造。
- BGM:いつものとくさしさん。安定の癒し系。
- TV:夜は刑事ドラマ、朝はNHKニュース。
- タトゥー対応:基本禁止。タトゥーありの方は要注意。
浅草野乃のハイライトは、なんといっても黒湯。東京下町ならではの温泉で、内湯がコーヒー色のミネラル豊富な湯。これは奈良(無色透明)でもなんば(普通の人工温泉)でも味わえなかった、浅草だけの個性。タオルが茶色なのも、白だと黒湯のシミが目立つから…ですよね、たぶん。
サウナ98℃は富山と並ぶシリーズ最高温タイ。「ちゃんとカラカラに焼かれる感」は奈良(91℃)よりはるかに強く、ドーミー品質の本領発揮。水風呂16℃は奈良(17℃)に近い適温で、こちらも1人用つぼタイプのオーバーフロー
そして注目は地下の浴場なのに「外気浴風」の空間があること。天井の一部が抜けていて風が入ってくる構造で、外気浴イス3脚。完全な外気浴ではないけれど、なんばのような完全閉塞感はゼロ。地下なのにこの設計、設計者ナイスとしか言いようがない。
無料サービス(おもてなし)

ドーミーイン伝統の無料サービス報告。
- 湯上がりアイス(夜):ガリガリ君メロンソーダ。シリーズで初のガリガリ君遭遇。
- 湯上がり乳酸菌飲料(朝):ピルクル復活。奈良では別ブランドだったのが浅草で本家帰還。
- 夜鳴きそば:21:45頃、ついに食べました。混雑はまあまあ。奈良で2連続逃した分、味は格別。
ここで重大発表です。
前回の夜鳴きそば逃しの呪い、ついに浅草で断ち切りました。21:45頃にラウンジへ降りると、夜鳴きそばカウンターには適度な行列。前回までの失態を取り戻すかのように、しょうゆベースのあっさりスープと細麺を完食。「逃した経験があるからこそ、味わえる旨さ」というのが、私の出した結論です(笑)。
ガリガリ君メロンソーダはシリーズ初遭遇。ハーゲンダッツ系ではなく、あえての駄菓子チョイスというところに浅草らしい庶民派の遊び心を感じます。朝のピルクルが復活したのも嬉しいポイント。
圧倒的朝食バイキング

GW最終日の朝食ラウンジは戦場。それでも記録のため、しっかり食べてきました。
- ご当地「逸品料理」:「お好み海鮮丼」。
- 海鮮ラインナップ:いくら、マグロ、しらす、オクラ。
- ご当地小鉢・おかず:「牛鍋」「あさりの味噌汁」。
- デザート・その他:数種類。シリーズの中では明らかに少なめ。
- 多言語対応:3ヶ国語対応(英語・中国語・韓国語)。
ご当地逸品料理は「お好み海鮮丼」。…正直、これはなんば(串カツ)や奈良(柿の葉寿司・茶粥・三輪そうめん)と比べると「ご当地感」が一気に薄れた印象。海鮮丼はどこにでもありますからね。ただしいくらはなんばより美味しかった気がするのは個人の感想として記録しておきます。
ご当地らしさを感じたのは「牛鍋」。明治・大正の文明開化を彷彿とさせる東京下町らしい一品で、これは他店では見ない要素。朝から牛鍋という贅沢、東京観光ベースとしての浅草らしさが出ていて好き。あさりの味噌汁も、東京湾の貝文化を感じさせる粋な選択。
全体としてはこれまでのシリーズで品数最少だったかも。境港(圧倒的海鮮)、富山(ぶり・蛍いか)、奈良(古都の四大名物)に比べると、種類のバリエーションがやや控えめ。ただし都心一等地という稼働率を考えれば、これも納得の範囲です。
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[番外編] 浅草酒場探訪レポート

お宿の周辺は飲み屋だらけ。でも観光地化した飲み屋街がちょっと苦手な私は、喧騒を逃れて西浅草方面へ。結果、3軒すべて当たりという最高の夜になりました。
- Wazn(わずん):ハンバーグ&ステーキ150gずつのセット+ハイボール。ステーキは柔らかくジューシー。ハンバーグはソースが美味しい。とはいえ大変美味しくいただきました。お会計¥3,240。喧騒を逃れて入った西浅草の正解の一軒。
- 点心爛漫:たまたま通りかかって気になって入店。無愛想だけど優しいおっちゃんが営む小さな店。焼餃子と小籠包を頼んだら「焼売の方がうまいよ」とおっちゃん。素直に焼売に変更したら、エビとカニ「2個ずつで1個おまけ」のサービス。焼餃子は今まで食べた中でもベストかも。焼売も激ウマ。生ビールと合わせて¥1,500。最高。
- Dochaku:おサレなイタリアン立ち飲み。赤白グラスワイン+「ルッコラとシラスのセビーチェ」+「牛すじ赤ワイン煮込み」で¥3,740。意外とリーズナブル。1階がスタンディング、2階は普通のレストラン仕様。ハッピーアワーはワイン1杯¥500らしいので次回はその時間を狙いたい。



3軒合計:約¥8,480。観光地ど真ん中の浅草で、しかも当たり3軒でこの単価はかなり優秀。「ホッピー通りで観光客向けに飲む」より「ちょっと外れた浅草で本気の店に行く」のが浅草の正解、というのが今回の結論です。
総合レビュー
| 項目 | 浅草 | 奈良(参考) | なんば(参考) | 富山(参考) | 境港(参考) |
|---|---|---|---|---|---|
| サウナ温度 | 98℃ | 91℃ | 94℃ | 98℃ | 94℃ |
| 水風呂 | 16℃(つぼ・オーバーフロー) | 17℃(オーバーフロー) | 13℃ | 14℃ | 16℃ |
| 外気浴 | 準外気浴(地下+天井抜け) | あり(イス3脚) | なし | 半外気浴 | あり(イス3脚) |
| 温泉の特徴 | 黒湯(内湯) | 無色透明 | 人工温泉 | 無色透明 | 無色透明 |
| ご当地逸品 | お好み海鮮丼・牛鍋 | 柿の葉寿司・茶粥・三輪そうめん | 串カツ | 白えび・蛍いか海鮮丼 | お好み海鮮丼 |
| 宿泊費(概算) | 約¥15,750 | ¥10,350 | ¥22,500 | ¥14,000 | ¥16,000※ |
※境港は夕食付きプランでの宿泊価格です。他は朝食のみ。
「御宿野乃 浅草」を一言でまとめると:東京観光ど真ん中の利便性と、シリーズ唯一の黒湯体験を兼ね備えた、首都の野乃。
サウナスペックは98℃の高温カラカラに16℃のつぼ水風呂と、ドーミー品質の本領発揮。シリーズ唯一の黒湯に、地下なのに天井抜けで外気浴気分が味わえる設計と、サウナーが嬉しくなるポイントが詰まっています。客室の狭さや畳の傷みは気になるものの、立地と稼働率を考えれば仕方ないところ。
朝食はシリーズ中もっとも品数控えめで、ご当地感も奈良ほどの強烈なインパクトはなし。ただし牛鍋という東京文明開化の一品と、いくらかけ放題はやっぱり素直に嬉しい。
立地は東京観光のベースとして圧倒的。浅草寺・雷門・スカイツリーすべて徒歩圏で、観光と銭湯文化を同時に満喫できる稀有なポジション。ただし地下鉄駅から徒歩12分はシリーズ最遠なので、荷物が重い人はタクシー利用も視野に。
そして何より。奈良で逃した夜鳴きそばの呪いを、浅草でついに断ち切れたのは、私のドミニスト人生における大事件です。21:45のあのしょうゆスープ、一生忘れません。
御宿野乃 浅草の料金と空室状況はこちらから!!
次回も野乃征服レポートをお楽しみに!
もい。




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