もい。
2023年最初のサウナ旅。
目的地は真冬の北の大地・十勝帯広へ。
素晴らしいサウナが目白押しの北海道の中でも特にサウナが充実したエリアです。
もしどこかに移住するなら帯広へと思うほど大好きな場所へ一年ぶりの訪問です。
日本航空573便。とかち帯広空港行きは定刻より少し早めの09:14分に到着。
レンタカーを借りてまず向かったのは広尾郡大樹町。
国内でも珍しいヨードの湯が楽しめる『晩成温泉』へ。
晩成温泉
施設名 | 晩成温泉 |
営業時間 | 09:00~20:00 |
入浴料 | 500円(バスタオル・小タオル付) |
定休日 | 火曜日 |
アクセス | とかち帯広空港から車で約1時間 |
大海原を目の前にした最高のロケーション。
しかしコチラの売りは景色ではなくヨードの湯の泉質だそう。
口コミではヨード臭が強めとのことだったので
「ラフロイグ」のような香りを想像していたのですがそれほど臭いはせず。
ぬめ〜っとした肌触りでじんわりとあったまり冷え切った体を下茹でした後はいよいよサウナ室へ。
4・5人入ればいっぱいの小さめのサウナ。
古いと言ってしまえばそれまでだけど、じっくりと長い時間を重ねてきた熟成感が
なんともいえない趣のあるサウナ室の雰囲気を醸し出しています。
室内に流れる地元のローカルラジオ(正確にはradiko?)がまたとても耳に心地よく
たまたま聞こえてきたカーペンターズの「Top of the world」に
さらにエモーショナルな感情を揺さぶられ
なぜかサウナ室で泣きそうになってしまいました。
シャキッと冷たい水風呂で現実世界に引き戻された後は屋外のテラスへ。
雪の積もるベンチに腰掛けただ目の前に広がる太平洋を眺める至福の時間。
わざわざここまで来て本当に良かったと心から思える素晴らしい体験をすることができました。
サウナめしには大樹町のご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」を。
大樹町の特産品である秋鮭と町内に工場を構える雪印のさけるチーズがサクサクの衣をまとったフライとなってご飯の上に乗っています。
これがななかなかの美味。
ありそうでなかったこの天丼、訪れた際には是非ご賞味を。
ひまわり温泉
施設名 | ひまわり温泉 |
営業時間 | 11:00~23:00(月〜金) 11:00〜23:30(土日) |
入浴料 | 480円 |
定休日 | なし |
アクセス | JR帯広駅から約10分 |
帯広市内にもどって帯広駅からは車で10分ほどの『ひまわり温泉』さんへ。
北海道にしてはややコンパクトな印象の施設でしたが
いつものモール温泉に熱いサウナと天然水水風呂。それに外気浴ができる露天スペースと
内容は充実しています。
しかもそのどれもがハイレベル。さすが十勝のサウナ施設。
アウフグースにも力を入れているようですが夕方以降の開催が多いみたいで今回は受けられず。
それでもぜんぜん満足できる良き施設でした。
インデアン
帯広周辺にだけ展開しているというカレー専門チェーン「インデアン」。
地元民には絶大な人気を誇っているようです。
『ひまわり温泉』上がりのサウナ飯として2度目の訪問。
前回はインデアンルーのカツトッピングでしたが
今回はベーシックルーのエビをチョイス。
これでもかと乗せられたプリプリのエビがマイルドなカレーにマッチ。
やっぱり美味しい。
ルーやトッピングの組み合わせでいろいろ楽しめるのがコチラの魅力かな?と。
十勝エアポートスパ そら
施設名 | 十勝エアポートスパ そら |
営業時間 | 07:00~22:00 |
入浴料 | 1000円(バスタオル・小タオル付) |
定休日 | なし |
アクセス | とかち帯広空港から車で約15分 |
帰りの飛行機に乗る前に立ち寄ったのは『エアポートスパ そら』さん。
2022年7月にオープンしたばかりの新しい施設です。
名前にエアポートとついていますがとかち帯広空港からは15kmほど離れています。
この距離は東横線でいったら渋谷から綱島までと同じくらい。
北海道基準ではきっとお隣ぐらいの感覚なのでしょう。
新しいだけあって館内はとてもキレイ。
オートロウリュとセルフロウリュの2つのサウナ室と
札内川の伏流水を使った深くて冷たい水風呂。
外気浴もできて、もちろん温泉はモール温泉。
間違いないクオリティ。
日曜夕方とはいえたくさんの人で賑わっていたのも納得です。
とかち帯広空港から東京へ戻ります。
羽田着は21:46分。
今回も大満足のサ旅になりました。
特に『晩成温泉』。
2023年最初のサウナ旅でベストな施設に出会ってしまったかもしれません。
個人的にはあの『白銀荘』と同じくらいチヤホヤされてもいいんじゃないかと思っています。
こんな素敵なサウナに今年もたくさん巡りあえますように。
ではまた。もいもい。
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