03.01.2019
昨夜はラヤポルティ・サウナを出て雪道を急いで駅に向かい
なんとか出発時刻の3分前に列車に飛び乗ったが、
列車はタンペレ駅のホームに止まったまま1時間ほど動くことはなかった。
今日はヘルシンキ最終日
2件の公衆サウナを訪れる予定だ。
まずは
「サウナ・アルラ」
オシャレな外観の門を開け、
壁画が描かれた通路を抜けると
広めの中庭がある。
その奥にSAUNAの文字が見える。
中も北欧らしいオシャレな内装で
至る所にアートが飾られていた。
入り口には塩谷歩波さんのサウナ図解も。
スタッフのお兄さんはとても親切で、初めてきたことを告げるとわざわざ2階まで案内して、ロッカーの使い方やサウナマットを自由に使って良いことなど丁寧に説明してくれた。
ここのロッカーは一人分のロッカーとベンチが一体になったとても機能的で素敵なデザイン。
今まで出会ってきたロッカーの中では一番好きかもしれない。
サウナはシャワー室の奥。
入り口付近に大きな焼却炉のようなストーブが鎮座している。
座面は3段ほど。段差は大きめ。
それほど熱くもなく。湿度もちょうど良い。
開店直後だったせいかお客さんも少なく、私の他に数名いただけだった。
その中のお一人はバケツに水を汲んでサウナ室に持ち込み、そこに足を入れて蒸気浴をなさっていた。
どこでもみなさん自分なりのやり方で楽しんでいる。
面白かったのはロウリュ。
扉を開けて中に水を放り込まなければならないのだが、水を投げ込むとその蒸気で入口のドアが動き
「バコっ」
と結構な音がする。
ロウリュするたびにこの音が鳴るのでなかなか賑やかだった。
外の中庭にはベンチもあり外気浴もできる。
もちろん周りの建物からは丸見えなのだがバスタオル1枚でくつろいでいる方も多い。
フィンランドではバスタオル巻くだけでどこへでも行けるような気さえしてしまう。
2時間ほどサウナを堪能した。
親切なお兄さんに礼を言いホテルへ戻る。
次はいよいよ今回のフィンランド旅、最後のサウナだ。
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