
もい。
じつは、このブログ冒頭で毎回書いている、この「もい。」という一言。
これ、フィンランド語で「やあ、こんにちは」を意味する、カジュアルな挨拶moi(モイ)から来ています。
その”moi”を、そのまま施設名の一部に冠した、新しいサウナに、先日初訪問してきました。
『ONSEN&SAUNA RESORT かいほつの湯 〜サウナガーデンMoi〜』
御宿野乃全店制覇の最終地として訪れた福井で、たまたま見つけたこちらへ迷わず足を伸ばしてみました。
ちょうどリオープンしたばかりでそれほど情報が多くないみたいなので、このブログでいち早くお伝えしてみたいと思います。
2026年8月リニューアル、9月にサウナガーデンMoiオープン。

元々あった「リライム」という温浴施設を、2026年8月にリニューアル・リブランディングして生まれ変わったという1軒。
さらに、その中の水着着用男女共用サウナエリア「サウナガーデンMoi」が、2026年9月1日にニューオープン、という、二段構えの新装施設です。
施設自体は”テルメ金沢をコンパクトにした感じ”、と言えば、特に北陸の方達にとってはイメージが伝わりやすいかもしれません。
大きめの箱の中に、大浴場、レストラン、マッサージ、フィットネスジム、コワーキング、麻雀コーナー、キッズリラックススペースまで、しっかり同居する健康ランド系の設計。

アクセスと料金:バス本数だけ、要注意。

福井駅前1番のりばから、丸岡方面行きのバスで約30分。
最寄りのバス停「ふくい鮮いちば口」から徒歩3分ほど。
広い駐車場も完備ですし、近隣の方々は車で行かれる方が実際は多いと思います。
でも、僕のような旅行者はどうしても公共交通機関に頼らざるをえません。
そんなバス派の方に、実用注意事項を1つ。
このバス、本数が1時間に1本ほど、と決して多くはありません。
帰りの時刻をあらかじめ調べておくのが正解です。

全館24時間営業、大浴場は6:00〜25:00の運用。
下駄箱キーのタグで入館管理する、近ごろ主流の”タグ精算”システム。
セルフ機で利用内容を入力する方式ですが、迷った時にはスタッフの方が親切に対応してくれる、との印象でした。
施設内、一部館内着の着用が必須の場所もあるようです。

大浴場エリア:温泉と、クラシカル大サウナ+ボナサウナ。
男女別の大浴場は、天然温泉、高濃度炭酸泉、ジェットバスなど、しっかり多彩なラインナップ。
温浴だけでも、じゅうぶんに1日過ごせる充実度です。
大浴場エリアのサウナは2種類。
大サウナは、天井が高いので”蒸気を頭で浴びる”タイプではないのですが、適度な湿度が乗っていて、コンディションはしっかり良好。
最上段以外は奥行きがあって、ゆったり座れる設計。
ボナサウナの方は、マイルドな温度帯で、じっくり派に向いています。
“アチアチ派”と”じっくり派”、両方の好みを1施設でカバーする、うれしい2択構成。
水風呂は、大きくはないけれど深め、体感18℃くらい(表示は16.8℃)。
地下水を使用しているとのこと、水質はやわらかく、じゅうぶんに満足できるライン。
露天の外気浴スペースには、椅子が7脚ほど。
広くはないけれど、しっかりリラックスできる空気感でした。
サウナガーデンMoi:3つのサウナと、施設名の由来。

この施設のニューアルオープンの目玉が、水着着用の男女共用サウナエリア「サウナガーデンMoi」。
先ほど書いた通り、”moi”はフィンランド語で「やあ、こんにちは」のカジュアル挨拶。
おそらく、”気軽に、みんなでサウナへ、moi”、という思想が施設名に込められているのではないかと想像します。
利用には別途追加料金が必要、一般で平日400円/土日祝600円、会員だと平日300円/土日祝500円、というリーズナブルな設定です。
営業時間は、平日13:00〜23:00、土日祝は10:00〜23:00と、土日祝の方が3時間早く開くのがポイント。
小学生以下は利用不可、数に限りはあるようですが水着のレンタルもあり。
男女それぞれのロッカールーム内専用入口からQRコードをかざして解錠して入場、という設計。
中には、3つのサウナと、プールみたいな水風呂、そしてコタ風のラウンジスペース。
椅子やベッドが多数点在、フリードリンク(水・レモン水・ルイボスティー)が飲み放題という、今風のおしゃれな空間です。

なお、この「サウナガーデンMoi」内ではスマホの使用が可能とのこと。




3つとも、温度は控えめでマイルド、ロウリュができるとはいえ、そこまで熱くはない設計。
“仲間と軽く会話しながら、じっくり過ごしてほしい”というコンセプトが、はっきり伝わってきます。
水風呂は20℃くらい、潜水・浮遊OK。
サウナとの温度差を考えれば、これがちょうどいいバランス。

まったり系サウナのrentoな価値観、応援したい。

ここで、少しだけ、僕の持論を書かせてください。
日本のサウナ文化には、”高温=正義”みたいな空気が、しっかり存在します。
100℃超、耐えて耐えて、限界の水風呂で”ととのう”、という王道の楽しみ方。
もちろんそれも1つの正解なのですが、それ以外にも、”仲間と会話しながら、マイルドな温度で、じっくり過ごす”という、まったり系のサウナの楽しみ方も、あっていいはずです。

フィンランド語で、リラックスした・気楽な、はrento(レント)。
サウナガーデンMoi は、まさに rento な、まったり系のコンセプト。
個人的には、以前からこういう方向性の価値がもっと認められればいいのに、と思っていたので、こういう新しい施設が生まれること自体、とても嬉しく思います。
(逆に、”とにかく熱いサウナが好き”、”会話厳禁・絶対静寂を求める”というタイプの方には、この施設は合わないかもしれません。そこは正直に。)
なお、僕自身は、いつだって”ぼっちサウナー”なので、”仲間と会話しながら”のコンセプトの真の楽しみ方は、ちゃんと理解できていないかもしれません。
でもヨーロッパなど諸外国のサウナで楽しそうに談笑している人たちを見て、「こういうのも良いよな」ってちょっと憧れていたりもしてました。
この日、ご一緒させていただいた方々はみなさん静かに過ごされていて、しっかり、大人な空間となっていました。
もちろんタイミングや混雑具合にもよるとは思いますが、今回はじっくりとそれぞれのサウナを楽しめる至極の時間を過ごすことができました。

実用Tips 3つ:脱水機・丸見え構造・バス本数。

訪問して気づいた、旅行者・初訪問者向けの実用Tipsを3つ。
① 脱衣所に水着用の脱水機あり
サウナガーデンMoiのエリアから戻ったあと、濡れた水着を脱水機にかけて持ち帰れます。
これが地味に嬉しいポイントで、荷物の重さが変わります。
自宅の水着を持参しての来館でも、じつに便利。
② プール・ととのいスペースは1階/2階から見える構造
サウナ室は薄暗いので、恥ずかしがりの日本人でも安心して入れる設計になっています。
ただし、プールとリラックススペースは、建物の1階と2階の窓から、サウナガーデン利用者以外の視線が届く構造になっています。
気になる方は、そこも承知の上で。
③ バスは1時間に1本、帰りの時刻確認を
「ふくい鮮いちば口」バス停の本数は、決して多くありません。
帰りの時刻をあらかじめ確認しておくと、館内で焦らず過ごせます。
ほぼ、毎時39分発なので覚えておくと良いかも。
まだ始まったばかり、これから育っていく1軒。

2026年8月リニューアル・9月サウナガーデンMoiオープン、と、まさに”できたばかり”のタイミングでの訪問でした。
これから細かい改善もあると思いますが、現時点でも、しっかり楽しめる施設です。
新しいサウナ文化が北陸・福井に定着していくのか、遠くでそっと見守っていきたいと思います。


福井の味覚を、自宅の食卓にも。
残念ながら、今回は時間が合わず利用することができなかったのですが、館内2階の「越前旬味 かいほつダイニング」では福井の郷土料理たちもしっかり味わえるとのこと。
数ある名物料理の中でも、僕が特に大好きなのは、越前ならではのおろしそば。
大根おろしのキリッとした辛みと蕎麦の風味が、じつに絶妙です。
帰宅してからも、あの、うっすら辛い一口を味わいたくなります。
そんな夜のために、越前おろしそばのセット(乾麺+大根おろし用の辛み大根+つゆ)を、まとめてお取り寄せ。
サウナ上がりの体に、キリッと冷たいおろしそばに福井の地酒を合わせれば、あの日の楽しかった思い出がそっと戻ってきます。
新規リオープンしたばかりの『ONSEN&SAUNA RESORT かいほつの湯 〜サウナガーデンMoi〜』さんを取り急ぎ体験レポートしてみました。
こちらの施設に行ってみたいと思われている方に、少しでも参考になれたらうれしいです。
ではまた。もいもい。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
(福井へは小松空港or北陸新幹線経由、赤い翼派には小松IN/福井駅へリムジンバスのルートがおすすめです。)



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