
もい。Greippiです。
御宿野乃全15軒制覇の旅、部門別アワードに続く総まとめ第2弾は、みんな気になる(はずの)お金の話です。
この旅では、使ったお金を1円単位で記録してきました。
今回はその中から、旅の基本となる「交通費」「宿泊費」「酒場代(夕食)」の3つを全部集計して、「御宿野乃を全部回ったら実際いくらかかるのか」を公開します。
これから野乃巡りをしてみたい方の予算の目安になればうれしいです。
集計のルール
- 対象:2026年3月の境港から9月の福井まで、御宿野乃全15軒(なんばと奈良は連泊だったので、旅としては全14回)
- 人数:すべて一人旅。金額はすべて大人1名分です
- 出発地:すべて首都圏(羽田・東京駅・新宿など)発着
- 交通費:出発地から野乃までの往復の交通費(航空券、新幹線、空港バスなど)
- 宿泊費:御宿野乃の宿泊料金(境港・別府は夕食付きプラン)
- 酒場代:夜に飲み歩いた酒場代(=私にとっての夕食代)
- 含めていないもの:ランチやコンビニ、寄り道したサウナ、観光、お土産など。人によってバラバラになる部分なので、今回は外しました
※浅草の2軒は、都内からの目安として片道500円で計算しています。
結論:全15軒で ¥646,295
いきなり結論から。御宿野乃全15軒制覇にかかった交通費・宿泊費・酒場代の合計は、¥646,295でした。
旅1回あたりの平均は約¥46,200。
1泊2日の旅としてはまあこんなものかな、という気もしますが、14回分積み上げると約65万円。
なかなかのインパクトです。
| カテゴリ | 合計 | 割合 | 旅1回あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 交通費 | ¥320,440 | 49.6% | 約¥22,900 |
| 宿泊費 | ¥217,460 | 33.6% | 約¥15,500 |
| 酒場代 | ¥108,395 | 16.8% | 約¥7,700 |
| 合計 | ¥646,295 | 100% | 約¥46,200 |
衝撃の事実:宿代より交通費の方が高い

集計してみて一番驚いたのがこれ。
交通費が全体のほぼ半分(49.6%)を占めていて、宿泊費(33.6%)より約10万円も多かったんです。
御宿野乃の宿泊費は、15軒の平均で1泊約¥14,500。
全室畳敷き、天然温泉、サウナ、夜鳴きそば、あの朝食バイキングまで付いてこの値段なので、宿そのものは基本的にリーズナブルです。
つまり野乃巡りでお金がかかるのは、宿ではなく「そこまで行くこと」なんですね。
ただ、これには私自身の事情もかなり影響しています。
というのも、私は重度の「赤い飛行機(JAL)しか乗れない病」。
富山へは小松空港経由、境港へは出雲空港経由と、わざわざ遠回りしている旅がいくつもあります。
京都も伊丹経由で新幹線は使わず。
富山編でも書きましたが、北陸新幹線で直行すれば往復2万6千円ほどで済むところを、小松経由で3万円以上かけて行っています。
もっと安い交通手段を選べば、いくらか費用を抑えられると思います。
全15軒の費用一覧

| 訪問順 | 施設 | 交通費 | 宿泊費 | 酒場代 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 境港 | ¥34,456 | ¥14,800※ | ¥1,200 | ¥50,456 |
| 2 | 富山 | ¥31,392 | ¥13,950 | ¥7,040 | ¥52,382 |
| 3 | なんば | ¥24,080† | ¥22,500 | ¥7,515 | ¥70,075† |
| 4 | 奈良 | ¥10,350 | ¥5,630 | ||
| 5 | 浅草(本館) | ¥1,000‡ | ¥15,750 | ¥8,480 | ¥25,230 |
| 6 | 京都七条 | ¥23,599 | ¥17,280 | ¥7,735 | ¥48,614 |
| 7 | 金沢 | ¥24,630 | ¥11,700 | ¥4,630 | ¥40,960 |
| 8 | 大阪淀屋橋 | ¥23,084 | ¥13,850 | ¥4,391 | ¥41,325 |
| 9 | 仙台 | ¥22,460 | ¥13,950 | ¥10,090 | ¥46,500 |
| 10 | 松江 | ¥30,043 | ¥12,600 | ¥10,730 | ¥53,373 |
| 11 | 松本 | ¥13,260 | ¥13,950 | ¥9,263 | ¥36,473 |
| 12 | 別府 | ¥36,808 | ¥13,950※ | ¥2,670 | ¥53,428 |
| 13 | 浅草別邸 | ¥1,000‡ | ¥19,030 | ¥8,028 | ¥28,058 |
| 14 | 熊本 | ¥29,838 | ¥11,700 | ¥10,726 | ¥52,264 |
| 15 | 福井 | ¥24,790 | ¥12,100 | ¥10,267 | ¥47,157 |
| 合計 | ¥320,440 | ¥217,460 | ¥108,395 | ¥646,295 | |
※境港・別府は夕食付きプランの料金です。そのぶん酒場代が少なくなっています(境港の酒場代は、宿の夕食で飲んだお酒代です)。†なんばと奈良は連泊だったので、交通費と合計は2泊分をまとめた金額です。‡浅草の2軒の交通費は、都内からの目安です。
一番高かった旅・一番安かった旅
一番高かった:なんば+奈良(¥70,075)
合計トップはなんば+奈良の連泊。
2泊なので高くなるのは当然ですが、なんばの宿泊費¥22,500がシリーズ最高額だったのも効いています。
インバウンド需要ど真ん中の大阪は、宿代が跳ね上がりがちです。
1泊の旅に限ると、トップは別府(¥53,428)。
羽田〜大分の航空券が高めだったぶん、交通費¥36,808は全旅の中で最高でした。
とはいえ、松江(¥53,373)、富山(¥52,382)、熊本(¥52,264)と僅差で続いていて、飛行機で行く地方の野乃は、だいたい5万円前後に収まるという結果になりました。
一番安かった:浅草(本館)(¥25,230)と浅草別邸(¥28,058)
最安は、東京の浅草の2軒。
宿泊費は浅草別邸の¥19,030がシリーズ2番目の高さですが、交通費がほとんどかからないので、合計では一気に最安クラスになります。
首都圏在住の方なら、まずは浅草から野乃デビューするのがお財布的にもおすすめです。
地方の旅で一番安かったのは松本(¥36,473)。
羽田から飛行機で行こうとすると、福岡経由とかになってしまうので、おとなしく新宿から特急あずさで往復したのが大きかったです。
交通費ランキング:遠いほど高い、とも限らない
交通費だけで並べると、こんな感じになりました。

- 別府 ¥36,808(飛行機+空港バス)
- 境港 ¥34,456(出雲空港経由の遠回り)
- 富山 ¥31,392(小松空港経由+新幹線)
- 松江 ¥30,043(飛行機+空港バス)
- 熊本 ¥29,838(飛行機+空港バス)
上位はすべて飛行機を使った旅です。一方で、新幹線で行った仙台は¥22,460、特急で行った松本は¥13,260と、鉄道で行けるところはぐっと安くなっています。ちなみに金沢・福井・富山はいずれも小松空港を使っていますが、富山だけ新幹線も使ったぶん高くなりました。
赤い飛行機にこだわらなければ、新幹線などを利用したほうが費用を抑えられる、というのは前述したとおり。
また、飛行機を使う場合は、航空券はとにかく早めに買うのがおすすめです。
航空券は同じ便でも、いつ買うかで値段が変わります。
私も多くの回で、搭乗日の1〜2ヶ月前には予約していました。
さらに、ぜひ知っておいてほしいのがJALもANAも、国内線の「タイムセール」をほぼ毎月やっているということ。
数日〜1週間ほどの短い販売期間に、1〜数ヶ月先の便がぐっと安く買えるセールです。
たとえば2026年9月のANAのタイムセールでは、羽田〜九州各地が片道11,000円台からという運賃も出ていました。
開催日は毎月バラバラなので、各社の公式サイトやアプリ、メールマガジンなどをこまめにチェックしておくのがコツです。
総費用の中で、交通費がいちばん変動するセクションです。
野乃巡りを安く計画するなら、ここをどう工夫するかが重要なカギかもしれません。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
宿泊費ランキング:都会の野乃は高く、地方の野乃は安い
交通費の話が続いたので、ここで宿泊費だけを比べてみます。
15軒を高い順に並べると、こうなりました。

| 順位 | 施設 | 宿泊費 | 宿泊日 |
|---|---|---|---|
| 1 | なんば | ¥22,500 | 4/27(月) |
| 2 | 浅草別邸 | ¥19,030 | 8/17(月) |
| 3 | 京都七条 | ¥17,280 | 5/10(日) |
| 4 | 浅草(本館) | ¥15,750 | 5/6(水) |
| 5 | 境港 | ¥14,800※ | 3/4(水) |
| 6 | 富山 | ¥13,950 | 3/22(日) |
| 6 | 仙台 | ¥13,950 | 6/15(月) |
| 6 | 松本 | ¥13,950 | 7/14(火) |
| 6 | 別府 | ¥13,950※ | 7/29(水) |
| 10 | 大阪淀屋橋 | ¥13,850 | 6/2(火) |
| 11 | 松江 | ¥12,600 | 7/5(日) |
| 12 | 福井 | ¥12,100 | 9/9(水) |
| 13 | 金沢 | ¥11,700 | 5/17(日) |
| 13 | 熊本 | ¥11,700 | 8/30(日) |
| 15 | 奈良 | ¥10,350 | 4/28(火) |
※境港・別府は夕食付きプランの料金です。
上位4軒は、大阪・東京・京都という大都市の野乃がずらり。
観光客やインバウンド需要が集中するエリアなので、宿代も高くなりがちです。
トップのなんば(¥22,500)と最安の奈良(¥10,350)は、なんと2倍以上の差。
この2軒は連泊だったので、「2泊で約3万円」と割り切って予約したのを覚えています。
一方で、地方の野乃はかなり安定していて、15軒中10軒が¥14,000以下。
特に金沢・熊本の¥11,700は、部門別アワードでコスパ部門に選んだ熊本の評価を裏付ける数字です。
そして見逃せないのが、夕食付きプランだった境港(¥14,800)と別府(¥13,950)。
夕食込みでこの値段なので、実質的にはシリーズ屈指のお得さでした。
注意:週末に泊まるともっと高くなります
ひとつ大事な注意点があります。
今回の宿泊費は、なるべく安い日を選んで予約したもので、実は15泊すべてが日曜〜水曜の泊まりでした。
金曜・土曜の泊まりは一度もありません。
御宿野乃は、週末になると宿泊費が平日の1.5〜2倍になることもあります。
今回の宿泊費は平均約¥14,500なので、週末泊だと1泊あたり7,000〜15,000円ほど上乗せになるイメージ。
なので、週末しか休めないという方は、上の予算に少し余裕を持たせて考えてみてください。
逆に、平日に休みが取れる方は、野乃のコスパを最大限に味わえるはずです。
それぞれの宿は個別の記事で詳しく紹介しています。
よければそちらもご覧ください。
酒場代:お酒好きの一人旅の実態

酒場代(夕食代)は、15泊の平均で1泊約¥7,200。
一人旅の食事費にしてはわりと多い金額かと思います。
正直に白状すると、僕は大の酒好きで、飲み始めると止まらなくなるタイプ。
多くの回で2〜4軒はしご酒をしていたので、こうなっちゃいました。
普通の一人旅なら、ここまではかからないのかな?
一番多かったのは松江の¥10,730。
「やまいち」、「やきとり酒場一鳥前」、そしてナポリピッツァのお店まで3軒はしごしました。
僅差で、「ヒレ肉じゅんちゃん」の塊肉ステーキ(¥8,246)が効いた熊本の¥10,726、「錦輝」「秋吉」「見吉屋」と回った福井の¥10,267、「ちょうつがひ」でたらふく飲んだ仙台の¥10,090と、1万円超えが4軒並びました。
一方で、さくっと済ませた金沢(¥4,630)や大阪淀屋橋(¥4,391)は5,000円以下。
さらに夕食付きプランだった別府(¥2,670)と境港(¥1,200)は、外でがっつり飲み食いする必要がなかったので、ぐっと少なくなっています。
酒場巡りをしない方は、夕食付きプランを選べばトータルはかなり抑えられそうです。

これから野乃巡りをする方へ:予算の目安
最後に、今回の実績から見た予算の目安をまとめておきます(首都圏発、1泊2日、交通費・宿泊費・夕食代の合計)。
- 首都圏の野乃(浅草・浅草別邸):約2.5〜3万円
- 鉄道で行ける野乃(松本・仙台など):約3.5〜4.5万円
- 飛行機で行く野乃(九州・山陰・北陸など):約4〜5.5万円
ここに、ランチやお土産、寄り道したい観光やサウナの分を足して考えてみてください。
費用を抑えたいなら、交通費と宿泊費は早めの予約が鉄則です。
予約はすべてドーミーイン公式サイトから
ちなみに今回の15泊は、すべてドーミーインの公式サイトから予約しました。
上の宿泊費も、すべて公式サイトでの実際の金額です。
公式で予約するメリットは、ざっとこんな感じ。
- 最安値保証:他の予約サイトと細かく比べたわけではありませんが、安心感があります。
- ドミポ:貯まったポイントで宿泊などができます。
- クーポン:500円オフなど地味な金額ですが、これが意外と効きます。浅草別邸でも使いました。
- チェックインが楽:到着してからの手続きがスムーズです。
公式予約のメリットについては、別の記事で詳しくまとめられたらと思っています。
普段使っている予約サイトのポイントを貯めたい方や、他のホテルと比べてみたい方は、それぞれの予約サイトからでももちろん大丈夫です。
まとめ
御宿野乃コンプリートの総費用、約65万円。
まとめてみたら結構な総額でしたが、15軒それぞれで、個性的なサウナと朝食と街の夜があったことを考えると「まあ高くはなかったかな」と思っています。
それくらい、すべての街、すべての野乃に満足しています。
みなさんも、どこか気になる1軒へ、ぜひ。
ではまた。もいもい。
こちらの記事もよかったらどうぞ。




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