
もい。
プラハ編、3軒目。
前記事の 『Infinit Sen』 が”郊外の大人のリゾート”だったのに対して、今回は”街のトラム駅前の、日常寄りの1軒”です。
プラハの街を、トラムに乗って移動、「Dvorce」駅で下車すると、目の前に、面白い光景が広がっていました。
なんと、サウナ施設が2つ、並んで隣接して建っている、というレアな立地。
フィンランド語で、隣・隣人はnaapuri(ナープリ)。
“naapuri のサウナが2軒”というのは、日本でもほとんど見たことがない、不思議な組み合わせです。
(もし日本にも似た立地があれば、こっそり教えてください。)
悩んだ末に選んだのは、右側のこちら。
『Sauna Spot』
料金:Polednice(12〜17時)385 CZK=約3,000円がお得。

料金体系はやや細かく分かれています。要点だけまとめておきます。
訪問時は、Polednice料金の385 CZK(日本円で約3,051円)で入りました。
日本の街のサウナ施設と、ほぼ変わらない価格帯です。
チェコの1軒目 Sauna Central、2軒目 Infinit Sen と比べると、いちばん手ごろな部類。
サウナー諸氏の”日常使い”にじゅうぶんに耐える価格ライン。
営業時間は、月〜日祝いずれも 12:00〜23:30。
なお、冬期(10月〜4月)は 10:00〜23:00 に少し早くオープンする運用のようです。
2階建て、4つのサウナと、1F/2Fの水風呂。

入口で、タオルとシーツを受け取ります(英語対応OK)。
ロッカーは広くて清潔、館内は現代的でおしゃれな雰囲気。
男女混浴のスタイルは、プラハの他施設と共通です。
面白いのが、施設が2階建てになっていて、フロアごとにサウナと水風呂と休憩が完結する設計。
合計4つのサウナ室、温度帯はどれもほぼ同じ。
違いは、それぞれの雰囲気の作り込み。
“温度で選ぶ”というより”気分で選ぶ”タイプのvalinta(ヴァリンタ=フィンランド語で”選択”)が楽しめる設計です。
個人的にいちばん好きだったのは、2Fにある、ブルタバ川を望む大きなサウナ。
プラハの街の川の景色をサウナ室から眺められる、とても贅沢な1室でした。
セレモニー(アウフグース)もこの部屋で行われる、とのこと。
1Fと2Fの水風呂は、温度が違う。

水風呂は各フロアに1槽ずつ、しかも温度が違うのがうれしい設計。
季節で変動するかもしれませんが、どちらもじゅうぶんに冷たい。
サウナは温度で選べないけれど、水風呂で気分を切り替えられる、というバランスの取り方です。
ただし、両方ともやや塩素感はあります。
半屋外のととのいスペース、真冬は寒さ対策も。
2Fの奥に、大きめのととのいスペース。
ベッドやベンチが多数、しかも半屋外のような造りで、風が心地よく抜けていきます。
プラハの街のざわめきが、遠くからうっすら届いてくる、絶妙な距離感。
ただし、訪問した1月上旬は氷点下。
半屋外のこのスペースは、正直、少し寒かった。
前記事 『Infinit Sen』 と同じく、冬季はバスローブ的な羽織りがあると快適です。
暖かい季節なら、この半屋外設計が最強の武器になるはず。
セレモニーは17時から、僕は未体験。

この施設のセレモニー(アウフグース)は、毎日17時からの開催。
滞在したのはそれより前の時間帯だったので、今回は未体験でした。
そのぶん、料金が”Polednice(お昼時間帯)”割引で少しお安く入れる、というトレードオフ。
セレモニーを受けたい方は17時以降、コスパ重視なら17時前、と目的に応じて時間を選べる設計です。
次回プラハを訪れる機会があれば、17時からの回で、2Fのブルタバ川ビューのサウナで、セレモニーを浴びてみたい。
サ飯:ヒルトンプラハ近くの人気店『Lokál Hamburk』で、Trip Soup。

今回のプラハ滞在は、「ヒルトンプラハ」を拠点にしていました。
『Sauna Spot』に向かう前に、ホテル近くの、街の人気チェコ料理チェーン店へ。
『Lokál Hamburk(ロカル・ハンブルク)』
Lokál は、プラハで複数店舗を展開する、地元でも観光客でも人気のチェコ料理カジュアル店。
注文したのは、Tripe Soup(トリップスープ)。
チェコ語では、Dršťková polévka(ドルシチコヴァー・ポレーフカ)。
“tripe(トライプ)”=牛のハチノス(第二胃)のこと。

運ばれてきたのは、真っ赤なパプリカ色のスープに、細切りのハチノス、パンが1切れ添えられた1皿。
一口すすると、パプリカのじんわりした甘みと、ニンニクの効いたスパイス、そしてハチノスの独特のもちっとした食感が、じんわり体を温めてくれます。
サウナの前に、この濃厚で温かい1杯が、素直に沁みる。
そして、ピヴォを1杯合わせて。
プラハでのサ飯として、Lokálシリーズはハズレのない選択肢です。
トラムのDvorce駅を降りると並んで建つ2軒のサウナ
日本でも真隣に2つはほぼないかも?どっちにしようか迷ったけどとりあえず『サウナスポット』さんへ
4つのサウナはそこまで温度差はないかもなので雰囲気で選べば良いかと
1Fの水風呂は8℃、2Fは13℃くらい
こちらもお好みで広い屋内休憩スペースと外気浴も可能
全体的に落ち着いていて満足度は高めかなセレモニーは17時から
その分17時までならちょっとお安く入れます
— Greippi(2026.01.06 1回目の訪問)
Sauna Spot さんの様子は、YouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。
チェコの食後の1杯を、東京の食卓にも。
Lokálで味わったTripe Soupとピヴォの、うっすらスパイシーな余韻。
チェコ料理は全体的に、しっかり味の濃い、温かい料理が多いので、食後にキリッと締める1杯が欲しくなります。
現地の人たちが食後によく飲んでいるのが、Becherovka(ベヘロフカ)。
チェコの伝統的なハーブリキュールで、13種類のハーブを配合した、独特のスパイシーで、うっすら甘い1杯。
帰国してからも、あのプラハの食後の余韻を、家の食卓で味わいたくなります。
そんな夜のために、Becherovkaを、まとめてお取り寄せ。
ロックで、あるいは炭酸割りで、ちょんと1杯。
プラハの街の、食後の温度が、自宅の食卓にも戻ってきます。
まとめ
「Dvorce」駅前に並ぶ2つのサウナの右側。
日常使いにちょうどいい規模感と料金。
ブルタバ川を望むサウナ室。
プラハで地元感を味わいたいならここへ。
次はもちろんお隣へ。
ではまた。もいもい。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
(プラハへは赤い翼直行便はないので、ヘルシンキやフランクフルト経由の乗り継ぎがおすすめです。)



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