『高原鉱泉』

もい。

スパアルプスのあとに、もう一軒。

2023年8月、富山市・高屋敷。

『高原鉱泉』

富山サウナーの間で、こう呼ばれている。
「裏アルプス」。
表は、北陸サウナの聖地スパアルプス。
裏は、ここ、高原鉱泉。
表が24時間営業の3階建てなら、裏は、街角の小さな銭湯。
でも、出している水が、ぜんぶ、おなじ系統。
富山の地下から、ドバドバ。

副題は、フィン語からひとつ、いただく。
leijona(レイヨナ=ライオン)。
水を吐くのは、いつだって、いかついお顔のレイヨナ、ぜ。


サ旅費

🚗 富山県富山市高屋敷419 / 📞 076-423-5471
🕐 火~土 14:00〜24:00 / 日 8:00〜24:00 / 月曜定休
💴 入浴料 大人470円 中人(6〜11歳)150円 小人(6歳未満)70円
🔥 サウナ追加料金なし(入浴料に込み)/キャッシュレス対応
🚰 入口横に「水汲み処」あり(地下80mからのミネラルたっぷり天然水・水質検査済み・入浴客以外も自由に利用OK)

※ 料金・営業時間は訪問時(2023年8月)のものです。最新情報は施設へご確認ください。

サ旅メシは、富山駅まで戻って、白えびの天丼。

富山湾の宝石、白えび。
小ぶりの透き通ったやつを、まとめてかき揚げにして、丼にどさっ。
横には、海老天、野菜天も、いっしょにてんこ盛り。
白えびの天ぷらは、口に入れた瞬間、サクッとして、すぐに、ふわっと甘い香り。
小さなえびが、ぎゅっと束になって、揚げの油でちょっとだけ甘く焼けている。
醤油ベースのタレが、衣に、つやっと光る。
富山に来て、白えびを食べないで帰るのは、もったいない。
スパアルプスでも、富山の名物を食べたばかりなのに、もう一回、富山。
富山は、ぜんぶ、ご当地で押し切ってくる。


サウナ

外観は、グレーの板壁。

真ん中に、白い大きなパネル看板。
墨で、達筆の「高原鉱泉」。
派手な装飾、なし。
看板まわりに、配管と、駐輪場と、自転車。
正真正銘の、まちの銭湯のたたずまい。
スパアルプスの大ネオン看板から、歩いて十数分。
同じ富山市なのに、空気はまったく違って、生活の中に、ぽつんと建っている。

Good point 👍

  • 地下水ドバドバ 水風呂のいちばんのキャラは、いかついお顔のライオン その口から、ぼたぼたじゃなくて、ドバドバ、と地下天然水が落ちている 地下80mから汲み上げたミネラルたっぷりの水 もちろん、飲める 入口横には、水汲み処があって、入浴客じゃない近所の人も、ペットボトルで汲みに来ているレベル
  • 真夏でも、つめたーい 水風呂は、チラーなし なのに、しっかり冷たい 体感、15℃くらい 夏の富山でも、ぬるくならない 地下から湧いてくる水は、夏でも冬でも、温度がだいたい同じ 冷却装置に頼らないで、ちゃんと冷たい水風呂を出せる、地理の勝利。「カラッと高温のサウナ室から天然水ドバドバの水風呂へダイブ」が、いちばん成立する場所
  • サウナも、なかなか サウナ室は、結構アチアチ 湿度はやや低め、ドライ寄り 昭和ストロング系の、いいやつ 銭湯のサウナでこの温度感は、なかなか出てこない 470円で、ここまで本気のサ室を出してくる、銭湯の心意気
  • いい感じのロビー 湯上がりに、落ち着いた空間で、ひと休み アイスがあって、駄菓子もある 子どものころに帰ったみたいな、ラインナップ 扇風機、地元のおじさん、新聞、サウナーがチェキ撮ってる、ぜんぶが共存 ここで、白えびを思い出して、そのあと富山駅へ その動線まで、ちゃんとととのっている
  • リーズナブル 大人470円 銭湯料金、まんま しかも、サウナ利用も追加料金ナシ 込みで470円 ふつう、サウナ目的なら別料金、というところを、ぜんぶ込みで出してくれる しかも、キャッシュレス対応 地元のおじいちゃんから、東京から来たサウナーまで、誰にでも入りやすい入口 「裏アルプス」と呼ばれる理由のひとつは、たぶん、この値段のやさしさにもある

裸になって、浴場へ。

浴槽の縁に、いかついお顔のライオン。

その口から、ドバドバ、と水。
ぽたぽた、じゃない。
ちょろちょろ、でもない。
ドバドバ。
公式が「地下水ドバドバ」と書きたくなる気持ちが、立つ前から、もう、わかる。
水の落ちる音だけで、浴場の半分が支配されている。
これが、富山の街中の、地下80mから出てきた天然水。

サウナ室は、結構アチアチ。

湿度は、やや低め。
ぬるめ系では、ぜんぜんない。
カラッ、と乾いた高温。
背中が、ぱっと汗をかきはじめる。
ドライサウナ寄りの、しっかり攻めてくる温度感。
湯気のなかで、サウナがおまけ、じゃなくて、サウナもちゃんと主役を張れている、銭湯。

そして、水風呂。

体感、15℃。

カラッと高温のサ室から、天然水ドバドバの水風呂へ、ダイブ。
肌がぴしっ、と引き締まる。
ライオンの口から、つねに新しい水が落ちてくるから、入った瞬間に、もう、まわりの水が動いている。
留まらない、循環し続ける水。
入っているあいだ中、水のレイヤーが、ずーっと入れ替わっている。
これは、贅沢、というより、罪悪感が出るレベル。
スゲー。
こんなの、都会じゃありえない。
富山の街中の銭湯が、ふつうにやっているのが、ちょっと信じられない。

外気浴は、銭湯なので、深いととのいスペース、というわけにはいかない。

でも、ロビーに上がると、扇風機と、駄菓子と、アイス。
体は内側から冷えていて、心は、ちょっと子供。
これはこれで、ととのう。
470円で、ここまで連れてきてくれる。
銭湯のサウナ、おそるべし。


富山サ旅、表アルプス→裏アルプスのハシゴはYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。


まとめ

富山市・高屋敷の『高原鉱泉』、通称「裏アルプス」。
入浴料は大人470円、サウナ込み、キャッシュレス対応。
火〜土14:00〜24:00、日曜は8:00から、月曜定休。

地下80mから汲み上げたミネラルたっぷりの天然水を、いかついお顔のライオンが、ドバドバ吐き出す水風呂。
チラーなしで、夏でも体感15℃くらい。
カラッと高温のサウナ室で背中を焼いて、その水風呂にダイブ。
都会じゃ絶対ありえない、街中の銭湯の本気。

湯上がりは、ロビーで、駄菓子とアイスと、扇風機。
そして、富山駅まで戻って、白えびの天丼。
富山湾の宝石を、衣のなかでぎゅっと束ねた、サ後のごほうび。
スパアルプスのアルプス食堂と、こちらの白えび天丼。
富山滞在の数時間で、ご当地ばかり食べていることになる。
富山のサウナ旅は、サウナ8割、ご飯8割、合計16割。
それぐらいで、ちょうどいい。

「北陸サウナの聖地」スパアルプスと、「裏アルプス」高原鉱泉。
地下水でつながる、表と裏。
富山に来るなら、両方セットで。
覚えておいてほしい。

では。もいもい。


📍 施設情報

高原鉱泉(こうげんこうせん)

🗺 富山県富山市高屋敷419 / 📞 076-423-5471

🕐 火〜土 14:00〜24:00 / 日 8:00〜24:00 / 月曜定休

💴 大人470円/中人(6〜11歳)150円/小人(6歳未満)70円 ※サウナ追加料金なし/キャッシュレス対応 ※訪問時(2023年8月)の料金

🔥 アチアチ高温&湿度やや低めのサ室/チラーなしで体感15℃の水風呂/いかついお顔のライオンが地下天然水(地下80m・ミネラルたっぷり)をドバドバ/湯上がりロビーでアイス&駄菓子

🚰 入口横に「水汲み処」(飲用OK・水質検査済み・入浴客以外も自由に利用可)

🍱 サ旅メシは富山駅まで戻って白えびの天丼(富山湾の名物・かき揚げが主役) 通称「裏アルプス」(表はスパアルプス)


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