サ旅 フィンランド2019 ③ 〜ロウリュ・ヘルシンキ〜

31.12.2018

19時を少し過ぎた頃、ホテルを出てバスに乗りヘルシンキの南へ向かう。

途中、元老院広場の前を通ると新年を迎えるイベントの準備をしていた。

あと数時間で2018年が終わる。

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行き先は「ロウリュ・ヘルシンキ』

スタイリッシュな外観の言わずと知れた人気施設だ。

コチラは2時間の予約制。事前に予約していないと入れないことが多い。

予約の時間の少し前に到着するとすでにクロークはたくさんのコートとブーツで溢れていた。

受付のお姉さんに予約の時間と名前を告げる。

「ミズギハモッテキタ?」

とカタコトの日本語で訊ねてきた。

きっと日本からの客も多いのだろう。

更衣室は男女別。

その先にシャワー室がありその奥からは水着着用の男女共用スペースになる。

大きなメインのサウナ室とそれよりも少し小さいスモークサウナ。そのほかに貸切のプライベートサウナがいくつかある。

レストランも併設されており、その全てがオシャレだ。

サウナ室の中は様々な言語が飛び交っていた。

英語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語…

ほとんどは観光客のようだ。

サウナで温まって冬のバルト海に飛び込んで大騒ぎ。

その一部始終をスマホで撮影している。

ここに限らずサウナ室や更衣室などで普通にスマホで撮影している人は少なくない。

この辺はだいぶ日本と感覚が違うところだ。

私もせっかくなので海に入ってみた。

温度的にはそこまで冷たくはなかったが結構潮の流れが速い。

危うく持参のサンダルが流されてしまいそうになった。

2時間はあっという間に過ぎた。

来た時と同じバスに乗りホテルに帰る。

どうやら本来のルートである元老院広場の前は通らず迂回するようだ。

宿に着いた頃にはもう新年まで1時間を切っていた。

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