
もい。Greippiです。
ドーミーインの和風プレミアムブランド「御宿野乃」全店制覇の旅、第12弾。今回の舞台は日本一の温泉地、大分県別府市の「天然温泉 別府八湯 御宿野乃 別府」です。
境港、富山、難波、奈良、浅草、京都七条、金沢、大阪淀屋橋、仙台、松江、松本ときて、これで12軒目。全国15店舗のうち残るは3軒、いよいよラストスパートに突入です。日本一の温泉地・別府に建つ野乃が用意していたのは、貸切温泉7つ+大浴場で「別府八湯」というダブルミーニングの構成、過去最大級の水風呂、金沢に匹敵する広さのサウナ、シリーズ初のカラオケルーム、そしてアディロンダックチェアと風鈴の情緒あふれる外気浴。特別な1軒でした。泊まってきたので、正直に報告します。
基本情報 & アクセス

- 施設名:天然温泉 別府八湯 御宿野乃 別府
- 宿泊日:2026年7月29日〜30日
- アクセス:JR別府駅から徒歩1分。
- 料金:約13,950円(大人1名 / 1泊)※夕食込みプラン。境港以来2度目の「夕食込み」で登場。
- 周辺環境:周辺に飲食店多数。コンビニは隣にローソン、駅構内にファミリーマートもあり。
立地はJR別府駅から徒歩1分と、これはもうシリーズ最強レベル。同じ駅前立地でも、体感的には境港や奈良より近いと感じるほどの至近距離。夏の別府観光にも文句なしのアクセスです。
料金は¥13,950で、なんと夕食込み。これは境港以来2度目の夕食付きプランで、シリーズでは非常にレアな設定。通常の1泊分とほぼ変わらない価格で夕食が付くのなら、これは頼まない手はないと予約。単体で頼むと夕食は¥4,400らしいので、コスパは相当良好です。
今回もおまかせプランで予約し、確信はないもののアサインされたのはおそらくクイーンルーム。これまでのダブルより若干広い気がするお部屋でした。
御宿野乃 別府の様子は、こちらの動画でも詳しく紹介しています!
客室 & 和の体験

- 畳の第一印象:まあまあフレッシュ。築年数が浅いだけあってキレイ、多少の傷みはあるものの十分許容範囲。
- 部屋タイプ:おそらくクイーンルーム(おまかせプラン)、広さも十分。
- ベッドの寝心地:安定のサータ品質。
- 館内着(作務衣):もはや定番の半浴衣スタイル。京都七条以降ずっとこの仕様。
- ウェルカムサービス:なめらかマンゴープリン(初登場!)。仙台→松江→松本と3連続だったパイナップルフィナンシェの後、ここでスタイル変更。
- 細かい発見:配線器具がPanasonicではなくJIMBO(神保電器)。誰も気にしないポイントですが、こういう小さな違いに気づけるのが野乃巡礼12回目の妙。
築年数の浅さが目に見える形で伝わってくる客室。ウェルカムサービスはなめらかマンゴープリンという新顔で、これがまた濃厚で美味。「やよい姫苺ゼリー系→パイナップルフィナンシェ系→マンゴープリン系」と、ウェルカム系譜のトレンドは季節とともにトロピカル方向に進化中のようです。
大浴場 & サウナ(天然温泉 別府八湯)

最上階に配置された天然温泉 別府八湯。大浴場+貸切温泉7つ=「別府八湯」という粋なダブルミーニングが、この施設最大のコンセプトです。
- 大浴場名:天然温泉 別府八湯
- 温泉の泉質:大浴場は無色透明。別府湾を望むロケーション。
- サウナ室温:91℃。セルフロウリュ可、ギミックは松江・松本と同システム。
- アロマ:クリーンスカイ。松江初登場からの継続。
- サウナ室サイズ:L字型で長辺2段・短辺3段、20人は余裕。金沢に匹敵する広さ。
- 水風呂:過去最大級の広さ、深さ90cmと深め。温度17℃、動線も◎。
- ととのいスペース:内気浴イス2脚 / 屋外にアディロンダックチェア4脚(オットマン付き!)。
- 情緒:目隠しがあって眺望は望めないが、風鈴の音色が心地よい。夜は別府タワーの妖艶な青い光が見える夜景も◎。
- BGM:とくさしけんごさん。
- TV:前日の熊本地震のニュース。すぐお隣で大変なことになっているのに、のんきにサウナに入っていて良いものか、と一瞬考えてしまう静かな時間。
- タトゥー対応:原則禁止。
金沢に匹敵する「L字型」サウナ室
サウナ室はなんとL字型という野乃では珍しいレイアウト。長辺は2段、短辺は3段という構造で、体感キャパは20人余裕。金沢の過去最大級とに次ぐ広さで、今回もサウナ独占状態を楽しめる場面が多々ありました。オートロウリュ完備、緑ボタンでアロマ水が出るギミックは松江・松本と同じ仕様、アロマはクリーンスカイの香りで、爽やかさが別府湾の風とよく合いました。
過去最大級の水風呂(深さ90cm!)
そして今回の大きな発見が、過去最大級の水風呂。深さ90cmと胸下までしっかり浸かれる深さで、広さも十分、温度17℃と万人向けのマイルドセッティング。動線も自然で、サウナ→水風呂→外気浴の流れがとにかくスムーズ。松江の派手なギミック(打たせ水&レインシャワー)とは違う、「王道の質」で勝負するタイプの水風呂です。
アディロンダックチェア×風鈴×別府タワーの外気浴
外気浴スペースがまた素晴らしい。屋外にはアディロンダックチェアが4脚、しかもオットマン付き。目隠しがあって眺望は望めないものの、風鈴の音色がしっかり届いて、夏の別府らしい情緒。夜になると別府タワーの妖艶な青い光が視界に入る夜景も見どころ。朝ウナは残念ながら雲がやや多く、朝日は拝めずでしたが、これは天気のご縁。

そして真骨頂:貸切温泉7つ+大浴場で「別府八湯」
大浴場の内湯・露天・釜風呂・樽風呂に加え、なんと貸切の温泉が7つ。それぞれ別府の各温泉地の名前が付けられていて、大浴場と合わせて全部で「別府八湯」——湯号に込められたダブルミーニングがここに繋がるわけです。粋。湯船の数では全共立グループの中でも最多との噂で、日本一の温泉地・別府にふさわしいスケール。予約不要で空いていれば自由に、時間は45分を目安に。家族や仲間でプライベートに温泉を楽しむにはこれ以上ない環境。ぼっちの私にはその真価はよくわからないのでちょっとのぞいただけですが、ぜひどなたか代わりに堪能してレポートしてください。
シリーズ初:カラオケルーム
そしてもう一つのニュース、シリーズ初登場のカラオケルーム。要予約、1人1時間¥1,000とお手頃価格。今回は利用しませんでしたが、酒場探訪の後の締めに歌う、なんて使い方もアリかもしれません。マッサージ機は3台完備。
無料サービス(おもてなし)

ドーミーイン伝統の無料サービス報告。
- 湯上がりアイス(夜):ドミドミちゃんソーダほか4種類。僕は8割の確率でドミドミちゃんを選んじゃう。
- 湯上がり乳酸菌飲料(朝):らくのうクロレラZ。製造元は大分県由布市の会社らしいのですが、パッケージにはくまモン。謎。大分の商品なのになぜ熊本の……という小さな引っかかりが朝から発生。
- 夜鳴きそば:22時半頃に実食。並びなしだが会場は混雑気味。他店舗より開始時間が遅め(22時〜23時)。そして久しぶりのプラ容器での提供。味は一緒なはずだけど、やっぱりなんだかちょっと、ね。最近の陶器サーブに慣れてしまった舌ならぬ手触りには、プラは少し物足りない。
- エレベーター:アロマディフューザーが置かれていていつもいい香り——細部のもてなしがしっかり効いていました。
今回はレア!夕食バイキング

このシリーズでは境港以来2度目の夕食バイキング。単体だと¥4,400、アルコールは別料金。
- ラインナップ:大分・九州の名物を揃えつつ全部で40〜50種類。
- 別府らしさ:かぼす蒸籠(せいろ)蒸しなど、地獄蒸し文化を感じさせる一品も。
おそらくクオリティ自体はいつもの朝食バイキングと大きく変わらないと思うのですが、なんとなく夕食となると物足りない気分になってしまうから不思議。量ではなく質で、というか気分の問題ですね。個人的にはやはりローカルな地元の酒場でしっぽり静かに飲む方が性に合っていました。とか言いつつお腹いっぱい食べたのは、いつも通り。
赤い方の飛行機JALさんはサウナ旅に特化したパッケージツアーもご用意しています。お得なプランもあるのでぜひ一度のぞいてみてください。
圧倒的朝食バイキング

朝食は朝イチで行ったものの、久々に戦場。体感9割くらいが韓国からのお客さんで、子供たちがわちゃわちゃと活気ある雰囲気。夏休みシーズンの人気地・別府の面目躍如といったところ。
- ご当地「逸品料理」:お好み海鮮丼(「りゅうきゅう」あり!)。
- 海鮮ラインナップ:りゅうきゅう(大分名物)、小柱ととびこ、まぐろ、しらす、いくら、とろろ。
- ご当地小鉢・おかず:とり天、にら豚、煮ぐい、だんご汁、椎茸カレー他多数——ご当地料理の種類は過去一多いかも。
- デザート・その他:やせうま(大分の郷土おやつ)。
- 多言語対応:いつもの3ヶ国語対応。
海鮮丼にはついに「りゅうきゅう」が登場。大分名物の地魚の甘醤油漬けで、これは嬉しい地元色。とり天、にら豚、煮ぐい、だんご汁、椎茸カレー、やせうまと、大分ご当地料理の種類は野乃巡礼過去一多かった印象です。
一方で、その分いつもの小鉢類が少なめだったのは差し引き。そして朝食会場の混雑で、周りの方々がどんどん間合いを詰めてくるのでゆっくり選択できず、どれもそこそこ美味しいのだけれど、コレといって印象に残るものはなかったかも。メンタルがやられていただけかもしれません。夏休みシーズンは活動自粛した方がいいのかも、と学びました。
[新企画] 御宿印収集スタート!

そして今回から御宿印収集をスタートしました。実は最近知ったのですが、共立グループの宿ではそれぞれの店舗オリジナルのスタンプがあるらしく、これは集めない手はない。さっそく別府のスタンプをGetしました。
いまさら?と自分でも思うのですが、シリーズ12軒目にして気づくとは、悔しい。もう一周しようかな、と真剣に検討中です。ラスト3軒を残しての新企画スタート、これはこれで新しい旅の楽しみになりそう。
[番外編] 別府酒場探訪レポート

夕食バイキングでお腹パンパンだったので、今回は軽めに2軒。
- THE NIKAIDO STAND:野乃の隣。大分むぎ焼酎「二階堂」で有名なあの酒蔵の経営らしい立ち飲み屋。看板メニューは二階堂をソーダで割った「ニカソー」で、これがまた爽やかで美味しい。透明なウイスキー的な、と表現するのがしっくりくる飲み口。ニカソー+青豆のおつまみで¥950。閉店は20時と早めですが、お昼から営業しているので、日中の別府の暑さに耐えられなくなったらここに逃げ込むのも良さそう。キャッシュレス決済のみ、現金不可なのでご注意を。
- BEPPU BREWERY:野乃の目の前。店内で醸造しているクラフトビールを提供。お腹はいっぱいなのでビールだけ。1杯目は「かぼすセゾン」。かぼすっぽい柑橘系の香りが心地よい軽やかな飲み口で、爽やかで良いのですがおっさんにはちょっとさわやかすぎたかも。2杯目は「Oni IPA」。ガツンとホッピーな1杯で鬼っぽさ充分、グレープフルーツっぽいニュアンスもあり、王道のストロング系IPA。個人的にはこちらが好みでした。お会計¥1,720、ラストオーダー21:30、各種決済OK。

2軒で合計¥2,670。夕食込みプランで攻めたぶん、酒場探訪は軽めの締め。この構成もアリでした。
総合レビュー
| 項目 | 別府 | 松本(参考) | 松江(参考) | 仙台(参考) | 大阪淀屋橋(参考) | 金沢(参考) | 京都七条(参考) | 浅草(参考) | 奈良(参考) | 難波(参考) | 富山(参考) | 境港(参考) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サウナ温度 | 91℃(セルフロウリュ) | 92℃(ややドライ) | 92℃(湿度あり) | 96℃ | 95℃ | 95℃ | 100℃ | 98℃ | 91℃ | 94℃ | 98℃ | 94℃ |
| サウナ特色 | L字型・金沢級(20人+) | セルフロウリュ・横長14人 | セルフロウリュ(初) | 最狭級(6人) | 標準(8人) | 過去最大級(20人+) | 標準(11人) | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| 水風呂 | 過去最大級(90cm深・17℃) | 17℃(深め・3名) | 15-16℃(打たせ水&レインシャワー) | 15℃(ほぼ1人用) | 14℃(コンパクト) | 16℃(広め) | 19℃ | 16℃(つぼ) | 17℃ | 13℃ | 14℃ | 16℃ |
| 外気浴 | アディロンダック4脚+風鈴・別府タワー夜景 | 絶景・安曇野の山々 | 最高級・松江城ビュー | あり(空抜け良) | 準外気浴(眺望なし) | 本物・最上階 | 露天風(屋内) | 準外気浴 | あり(イス3脚) | なし | 半外気浴 | あり(イス3脚) |
| アロマ | クリーンスカイ | クリーンスカイ | クリーンスカイ(初) | サウナクア(初) | ハーバルクリア | ハーバルクリア | ハーバルクリア(初) | エナジーブーケ | エナジーブーケ | エナジーブーケ | エナジーブーケ | エナジーブーケ |
| ご当地逸品 | りゅうきゅう・とり天・にら豚・だんご汁・やせうま | 信州そば・信州サーモン・アルプス牛鍋 | 割子そば・しじみ汁・練り物・出雲ぜんざい | 白石温麺・牛タン・ずんだ餅 | 牛どて煮・さつま汁・みっくすじゅーす | ぶり・たこ・加賀棒茶 | 湯葉海鮮丼・京漬物 | お好み海鮮丼・牛鍋 | 柿の葉寿司・茶粥・三輪そうめん | 串カツ | 白えび・蛍いか海鮮丼 | お好み海鮮丼 |
| 宿泊費(概算) | ¥13,950※ | ¥13,950 | ¥12,600 | ¥13,950 | ¥13,850 | ¥11,700 | 約¥17,280 | 約¥15,750 | ¥10,350 | ¥22,500 | ¥14,000 | ¥16,000※ |
※別府・境港はいずれも夕食付きプランでの宿泊価格です。素泊まり比較ではないため、コスパ評価の参考程度に。
「御宿野乃 別府」を一言でまとめると日本一の温泉地の名にふさわしい、シリーズ屈指の温泉スケール。
最大の魅力はやはり「別府八湯」のダブルミーニング。貸切温泉7つ+大浴場という湯船の圧倒的な多さは、共立グループ最多の噂も納得。家族や仲間で来れば絶対に楽しい環境が揃っています。サウナはL字型で20人以上余裕の金沢級スケール、水風呂は過去最大級(深さ90cm)、外気浴はアディロンダックチェア×風鈴×別府タワー夜景と、要素それぞれが野乃巡礼のベンチマークを更新してくる強さ。
朝食はご当地料理の種類が過去一多い(りゅうきゅう、とり天、にら豚、だんご汁、やせうま等)ものの、混雑がすごくて選ぶ余裕がなかったのが正直な感想。夕食バイキングは境港以来のレアな体験で、40〜50種類の九州料理を堪能できましたが、個人的には地元の酒場でしっぽり飲む方が性に合っていたようです。
気になった点は夜鳴きそばがプラ容器(宿泊客が多いと遭遇しがち)、朝食会場の戦場感くらい。これは夏休みだから仕方がないかと。らくのうクロレラZのパッケージにくまモンという小さなミステリーも収穫。
そして今回から御宿印収集を開始。共立グループのスタンプ集め、シリーズ12軒目にして気づいた自分を責めつつ、もう一周するか本気で検討中。ラスト3軒に向けて、旅の楽しみがまた増えました。
御宿野乃 別府の料金と空室状況はこちらから!!
シリーズもこれで12軒目、残るは3軒。ゴールは目の前、次回もお楽しみに!
もいもい。




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