『満天の湯 金沢店』

もい。

前記事の、『有松温泉元湯れもん湯』のあと、御宿野乃 金沢に宿泊。
翌朝、遅めにチェックアウトして、金沢の街を、マップも見ずに、ぶらぶら。
片町の交差点から、犀川に沿って、徒歩12分ほど歩いた先に、大きめの温浴施設が見えてきました。

『満天の湯 金沢店』

『満天の湯』というと、横浜の上星川で、何度もお世話になっています。
同じ名前なので、勝手に”系列店”だと思い込んでいたのですが、後で調べてみたら、どうやら、それぞれ別の運営会社で、名前がたまたま同じ、というだけらしい。
なるほど、たしかに、金沢店の外観・館内の雰囲気は、横浜とはあまり似ていない。
“え、これ本当に同じ店なの?”と、驚きとともに新鮮さがあったのは、そういう事情だった、というオチでした。


片町から徒歩12分、850円で入れるavaraな1軒。

受付で、850円をpaypayでお支払い。
金沢の街の中心、片町から歩ける立地としては、じゅうぶんに手ごろな価格帯です。
中に入って、まず思うのが、館内の広さ。
更衣室、シャワーブース、休憩スペース、そして浴場まで、どこも、動線に余裕があります。
フィンランド語で、広々とした、はavara(アヴァラ)。
まさに、avara、の一言で片づく1軒。
それでいて、平日昼のこの日は、館内の利用者もまばら。
広い箱を、うっすら独り占めしているような、うれしい贅沢感がありました。
(夜や休日は、たぶん、しっかり賑わうタイプの店だとは思うので、狙うなら平日昼が正解です。)


7段のタワーサウナと、上段アチアチ事件。

浴場のサウナ室へ。
定員40人、なんと7段の、しっかり奥行きのあるタワーサウナ。
温度計は82℃と、数字だけ見ると、じつに穏やかな表示です。
テレビには、ちょうど昼の”ヒルナンデス”、音量は少し大きめ。
15分に1度、オートロウリュ。
かける水はちょろっと控えめですが、湿度は乗ってきます。
ここで、しっかりの失敗談を1つ、そっと置いておきます。
「上段は空いてるし、たぶん、いい席だな」と思って、迷わず7段目まで上がって腰を下ろしたのですが、これが大きな判断ミスでした。
あまり人がおらず、座る人がいなかったせいか、上段の座面が、じん、と、しっかりアチアチ。
お尻と足の裏、両方から悲鳴を上げてきて、素直に、早めの退出。
以降は、下段のあたりで、まったり過ごすことにしました。
「空いている時の座面は、めっちゃ熱いことがある」というのを、久しぶりに体感しました。
そういえば、今はなき『相模健康センター』の座面も、めちゃくちゃ熱かったな、なんて、思い出してみたりして。
なお、館内にはいい感じのスチームサウナも別途あります。


備長炭の壁と、一枚岩のkiviな掛け湯。

水風呂はわりと広めで、まあまあの深さ。
温度は18℃くらいで、水質は良好。
壁面には、黒々とした備長炭。
その炭の壁面に、常時、水が流れ落ちる設計になっています。
炭でろ過された水が、そのまま浴槽に注ぐ、という流れ。
和歌山の『ふくろうの湯』もこれだったような。
“サウナサンシステム”とは似てるけどちょっと違う気がします。
そして、この店で、いちばんのユニークポイントが、洗い場の掛け湯です。
フィンランド語で、石はkivi(キヴィ)。
その、大きな1枚岩をくりぬいた、じつに立派な kivi の掛け湯が、どんと居座っています。
しかも、岩の縁に、手桶をさすための穴まで、丁寧にくりぬいてある。
「これ、造るの、絶対、けっこう大変だっただろうな」と、しずかに、しっかり感心しました。
細部のこだわりが、地味に、頬をゆるめてくれる1軒です。


露天外気浴と、日陰の少ない5月の昼。

水風呂から、そのまま扉を1枚開けて、露天スペースへ。
イスが2脚、ベッド型が2脚、そして、腰掛けられそうな岩や、湯船のフチも、あちこちに散っています。
広いスペースで、開放感は抜群、心地よい風も吹き抜けています。
ちょっとだけ気になったのは、日陰が少なめ、というところ。
5月のお昼頃の、じんわりとあたたかい陽の光は最高のご馳走ですが、真夏の昼だと、ちょっと日光が強すぎるかも。
夏だけは、朝または夕方以降が、この店の外気浴のベストタイム、なのかもしれません。


サウナめし:『ターバンカレー総本店』のチキンカツカレー。

『満天の湯 金沢店』の、サウナと外気浴を満喫したあと。
そのままの流れで、金沢中心部方向に戻り、狙って向かったのが、この1軒。

「ターバンカレー総本店」

ゴーゴーカレー、チャンピオンカレー、と並んで、”金沢カレー御三家”に数えられる、街の顔の1軒です。
注文したのは、チキンカツカレー。
運ばれてきたのは、ステンレスの金沢カレー定番の楕円皿に、真っ黒に近い、うっすら濃いめの甘辛ルー。
その上に、キャベツの千切りと、大きなチキンカツ、そして、ステンレスの先割れスプーン。
一口、ふう、と口に運ぶ。
「うん、金沢に来たら、やっぱり、これ食べないと。」
サウナで空にした胃に、金沢カレーの、うっすら濃いめの1皿が、じんわり沁みていく。
金沢サウナ旅の締めとしては、これ以上ないくらい正解の1杯でした。


サウナも浴場も屋外スペースも広々
館内もゆったり

いいっすね
— Greippi(2026.05.18 1回目の訪問)

御宿野乃金沢での宿泊の様子はYouTubeでもまとめています。よかったらどうぞ。


金沢カレーのうっすら濃いめを、自宅の食卓にも。

ターバンカレーの、あの、ステンレス皿の上の、うっすら濃いめの1杯。
帰ってからも、あの黒っぽい甘辛ルーの記憶が、家の食卓でも呼び覚まされます。
そんな夜のために、ターバンカレーのレトルトを、まとめてお取り寄せ。
温めて、キャベツの千切りをたっぷり添えて、揚げ物を1つ乗せるだけで、金沢の街の”濃い1皿”が、家の食卓にも戻ってきます。
(食べ比べたい方は、ターバンカレー、チャンピオンカレー、ゴーゴーカレー、それぞれのレトルトを揃えて、金沢カレー御三家お家対決も一興です。)


📍 施設情報
満天の湯 金沢店
🗺 石川県金沢市/片町エリア
🚶 片町の交差点から徒歩約12分
🕐 08:00〜23:00(訪問時/2026年5月)
💴 入浴料 850円
🏢 かなり広めの都市型スーパー銭湯/男女入れ替え制(今回は「白山の湯」=タワーサウナ側)
🔥 サウナ室:82℃前後/7段のタワーサウナ/定員40人ほど/テレビはヒルナンデス(音量大きめ)/15分に1度オートロウリュ(水量は控えめ)
💡 Greippi的Tips:上段は座面が長時間熱を浴びてアチアチ、迷わず上段を選ぶと火傷リスク
💨 スチームサウナも別途あり
❄ 水風呂:18℃/わりと広めで深めの1槽/備長炭の壁面から水が滝のように流れ落ちる設計
🌤 外気浴:露天スペース/イス2脚+ベッド型2脚+岩や湯船のフチにも腰掛けOK/屋内にもイスあり/日陰少なめなので真夏の昼は要注意
🪨 掛け湯:一枚岩をくりぬいた立派な造作、手桶をさす穴付き(細部のこだわりポイント)
🍚 サ飯Tips:金沢中心部『ターバンカレー総本店』のチキンカツカレーで、金沢カレー御三家の1杯
🗓 訪問日:2026年5月18日(月曜日)12:00〜13:00/1回目の訪問
※料金・営業時間・サービス内容は公式サイトで最新情報をご確認ください

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(今回の金沢も、もちろん赤い翼で。)

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